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社長ブログ

建設業許可が国土交通省許可にレベルアップしました

By 社長ブログ

先日、知事許可だった塗装工事業の建設業許可が、国レベルの国土交通省レベルにグレードアップ致しました。

先日までは知事許可だった建設業許可だったわけですが、そもそも初めて許可が下りたのが平成15年。今から約20年前です。

当時は戸建てばかりの塗装でしたので特別許可は不要でしたが、今は500万円以上の工事も施工させて頂いていますので必ず必要な許可になります。

偶然ですが代表である私が一級塗装技能士の資格を取得したのもこの年です。この建設業許可はきちんと工事実績を積んで許可を得たものです。

変な言い方ですが建設業許可は買うこともできます。許可そのものを買うのではなく許可を持っている個人事業主だったり会社だったりを買収しても取得できます。

買収と聞くと大ごとですが、1人親方レベルで職人をしている個人事業主を買収することができればわずかな費用でも買うことが可能です。

なので、見方によってはこの建設業許可は信頼性に劣るかもしれませんが、うちの場合に関して言えば購入したものではなく、約30年前20代の頃から塗装の職人として仕事し実績を積み上げてきた「職人創業の塗装屋」という証でもあります。

創業当初は今の「塗装職人」とは異なる会社名でした。

 

そして今回の国土交通省許可は、さらに菊池や松尾をはじめとした全員の力が加わり取得できたものです。創業当初から職人として実績を積み上げ国土交通省許可を得ている塗装専門店は中々そういないと自負しています。

ただご存じの通り業者として塗装業を始めるにあたっての資格や許可の取得は一切不要なので、わざわざ実績を積み行政や国相手に難解な手続きに苦労しながら取得する必要はないかもしれません。

 

品質にあまり重きを置いていない業者さんなら、ホームページやYouTubeを魅力的なものにして、さらに営業がずば抜けて上手ならばそういう手間が掛かるようなことも必要もないのではないかと思います。そういいながらもうちのYouTubeもそこそこ手を入れています。

 

とにかく塗装業は誰でも始められることが可能なことから、参入障壁も低く都内も含め塗装業と呼ばれる業者はゴマンといます。

当然品質上の問題も良く取り沙汰されたりしています。うちにも他業者さんとの間で施工トラブルになった相談の電話も時々掛かってきますが、そこでいつも感じるのがその工事をした業者さんの実績や背景をあまりよく知ろうとはせず、担当の人柄だったり雰囲気だったりで契約をしてしまったんだろうなと思うことです。

業者を選ぶ際、時によって買うことができる建設業許可ではありますが、ゴマンといる業者の中から雰囲気や無作為に選ぶよりかは、工事実績が証明された業者の中から選ぶことができるというのがメリットかなと思います。

ここでまた多くの人が惑わされてしまうのが民間資格や業者さんや団体が独自に設定した資格や認定書などです。あくまでも国や都道府県のものから選ぶのがいいと思います。

ただし当然ながらこの許可票があるからと言っても絶対ではなく、所有していなくとも真面目に仕事している職人さんもゴマンといると思うのでそこは補足しておきます。

 

ちなみにこちらでは、国道交通省の建設業許可業者の検索も行えます。

 

まるでうちのことを言っているようですが、だからといってうちにトラブルが無いということでもミスやクレームが無いわけでもありません。

やってしまったな、というレベルで迷惑を掛けてしまい反省しなければならない場面も時折あります。その一方で最近はお客様の価値観で決めつけられるダメ出しを頂くことも多くなってきたように思います。

ご近所関係への対応や誤解と勘違い、担当の対応注文などなど、技術とは関係ないところで発生するクレームです。

誰でも塗装業として始められがゆえに現場スキルとしての技術面を軸に切磋琢磨をしてはいますが、今のところお客様の主観や価値観の違いまで把握するまでに至らいのが何とも言えずツライところです。

その延長線でいえば、お見積りのご連絡を頂く段階で礼儀的に違和感を覚えるような手厳しい内容のご依頼もあったりします。

お見積りは無料とは言っても、数字的なものも含め正確なものをお出しするため現地調査や図面からの算出、劣化状況から判断しての塗料の厳選など結構手間暇が掛かります。

やはり人対人ですのでそういう方にはこちらから受付を遠慮せざるを得ない状況の時もあったりで私自身もまだまだ修行中の身でもあります。

建設業許可の取得については、まず「不正又は不誠実な行為をするおそれが明らかでない業者」という証明がなされるわけですがその分書類や審査も厳しく、国土交通省許可の要件についてはそれに加えて施工管理技士と一級塗装技能士を主任技術者としておいています。

 

今年で創業31年になり、それだけの年数を塗装屋としてやっていれば建設業許可が無いほうが異常ともいえるかもしれませんが、今回の国土交通省からの許可はそうはいってもありがたくうれしいものでした。

まだまだコロナの終焉は先のようで施工業者にとっても色々大変な時期ではありますが、これからも頑張っていきますので皆様よろしくお願いします。

東京店舗リニューアルで屋根工事の材料サンプルを飾りました

By お知らせ・ニュース, 社長ブログ

暑いですね。。ものすごく。

梅雨明けをしたらしいですが、今年は梅雨らしい天気があまりなかったように思えます。塗装作業には持ってこいの天候ですが、その代わり暑い!水不足もどうやら心配になってきているようす。現場作業にもより一層気合が入る状況ですね。

その影響や世界情勢もあいまってここ最近ではエネルギーに関する問題も深刻になってきています。政府では節電を呼び掛けたり先日は「電力需要ひっ迫注意報」が発令されました。それを受けて塗装事業者としては影響も小さいとは思いますが昨日7/1から店舗外観の照明を消すようにしました。

以前はこのように証明が灯っていました。

本当は外観をリニューアルしたので夜もバッチリ店頭を目立たせたいとは思っていますが仕方ないですね。ただし夜に限ってディスプレイはつけてます。リニューアル内容は店舗の窓回り枠の塗装とその横の外壁タイルに貼ってある「近所案内マップ」や飾りなどです。

マップは2017年の開店当時からのものなので、店舗の入れ替わりもあって5年ぶりに20か所ほどを修正。

ローラーのモニュメントもローラーハンドル部分が錆びてしまって見栄えが悪いので交換し一新。

枠廻りのリニューアル前はこのように傷んでいました。

 

大工の内藤によって枠も修繕し塗装は一級塗装技能士の曽根が塗りました。

あわせてカッティングシートも交換。うちの創業は平成3年のため今年で創業31年になるわけですが、年を越すたびに当然ながら創業32年、33年に変わっていくきます。そのたびに変える必要性も出てきてしまうのですが、創業当初の年数より経過年数のほうがより社歴年数を具体的に知ってもらうことができるため思い切って経過年数で表示しました。

昼間に店舗外観を全体的に見るとこのような具合です。

 

ついでにエアコン室外機の架台も塗装。室外機はうちの持ち物ではありませんが、オーナー様に許可を得たうえで無償にて塗装致しました。実はこの室外機は長年放置状態でしたので、錆びて穴が開くほど劣化していました。

 

このような感じで窓回りと架台の錆びなど客観的に見ると塗装屋に身を置くものとしてはあまりふさわしくなかったのかもしれません・・(笑)。休憩できるようにベンチを2つ設置してあるのですが、その上の用紙も紫外線によって劣化して傷んでいたため交換。

 

そして今回のリニューアルの一番のポイントは屋根材のサンプルを外壁に展示したことです。

 

数年前の多大なる台風の影響で、ここ最近では屋根工事が非常に多く増えていて数多くの屋根工事をしているのですが、これまでは見積りにお伺いするときなどの状況でしかお客様にとっては屋根材をとって触れることができません。

今は葺き替えするほどでもなく、現状の屋根の上から被せるように張る「カバー工法」が主流ですが、そういわれてもイメージが湧きません。うちでも数多くの施工例としてwebやYouTubeなどで結構大量にコンテンツをアップしているのですが、実際に触れるのではイメージの持ち方が異なってくると思います。

 

しかもカバー工法と、一言で言っても素材も異なれば形も違うし、屋根材のメーカーも様々です。そこでうちの場合で良く使用するのが、ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の屋根材です。

 

中には屋根材表面がザラザラしている「自然石粒」が散りばめられている屋根材もあります。こちらはまさしく触れればイメージが湧きます。自然石粒は熱の吸収を分散させながら放射状に跳ね返すのと、雨音の軽減の硬化もあって多くの屋根材メーカーもこの仕様を取り入れています。よく使用しているのはスカイメタルルーフやリッジウェイ、スーパーガルテクトでしょうか。

外壁や屋根の場合は色で判断できますが、屋根工事の場合は風合いや質感も大事なのでお近くに寄ったときはぜひ触れてほしいですね。

 

カビとコケの違いで塗装の施工方法は変わる?

By 社長ブログ

そろそろ関東地方でも梅雨入りが近いですね。梅雨といえばカビが気になる季節です。

外壁塗装をする理由としては様々な原因がありますが、カビは最も多い理由の一つです。

その他の理由としては汚れ、ひび割れ、雨だれ、カビなど・・・

汚れは外壁全体になじむためまだ良しとしてもカビは部分的だったり、そもそも菌のため衛生的にも汚れよりかは早く除去や塗装できれいにしたいと思う方も多いはず。

これまで我が塗装職人の工事事例でも、カビを理由に塗装される方も結構います。

このカビは日蔭を中心に発生します。

一方で「コケ」は日が当たるところに発生します。

本日、東京店でちょっとした模様替え?をしたのですが、そのコケの発生が良くわかる証拠がこちらです。

 

店舗前に設置してあるベンチ上に1年ほど貼ってあるラミネートA4サイズの用紙です。

今回汚れてしまったので張り替えようと、用紙をはがした際のタイル部分を見ると黒い文字部分の場所だったところにはコケがほぼ発生していないのがわかります。

これは黒は日光を透過させず、白い白紙の部分は日光を通してコケが発生するということの証拠です。

 

色の違いでここまで違うのかという印象でしたが、もしこれがカビだったとしたら、黒文字部分の場所は影になるのでカビが発生していたかもしれません。

コケも湿気を好みますが、張り紙の下は雨で塗れて湿気が抜けにくく、それでいて日光を浴びるのでコケの育成には適していたようです。

住宅の場合ではかカビは主に外壁に発生しますが、コケはこの当たるスレート屋根によく発生もしています。

推測ではスレートの上にたまった砂埃が強烈に付着し、砂埃に吸着した雨水がコケの育成に程よい影響を与えるのではないかと思っています。

 

こちらは外壁のカビです。特にリシンなどの砂粒状の外壁骨材にはよく付着する傾向があります。

 

カビは菌コケは植物という違いがありますが、いずれにしても塗装の際の処置は同じです。こちらの動画のようにカビやコケはこのように高圧洗浄で落としてから塗装をします。

 

ほとんどの塗料には防カビ剤が入っているため、それでカビやコケの発生を抑止します。

 

外壁塗装ではオーソドックスな日本ペイントの「パーフェクトシリーズ」。

 

こちらは防カビ剤入りの塗料で塗装した事例の動画です。

 

ベンチには新しい休憩所の用紙を貼り付けました。ラミネートといえども紫外線で結構劣化するので今後もその都度張り替えていきます。

 

2021年お世話になりました。

By 社長ブログ

2021年今年も色々お世話になりました。

コロナ禍の中でも創業30周年を迎え多くの方々に支持していただきながら、とても忙しくさせて頂きました。

12月には防水工事などをメインにした杉並店を無事開店することもできて今はほっとしております。

現場的には2022年もすでに3月ごろまで予定が埋まり順調ではあるのですが、一方で人員不足も関わりたくさんのお客様からのご相談や見積りのご依頼にも満足に対応が出来たとは到底言えず、心苦しい思いも致しました。

2022年はその今年の反省を踏まえ、多くの方からの様々なご要望に応えるためにも、社内体制や整備の根本部分を改善していくように努力していきます。

さらに外壁塗装という分野だけではなく、マンション等の屋上防水なども拍車をかけるように突き進んでいきたいと思います。

皆様の暮らしや環境に置かれましても世の中的に決して順調とは言えない年ではあったという方々もいらっしゃるかもしれませんが、2022年はきっと素晴らしい年になることを祈って最後の言葉として締めくくらせていただければと思います。

それでは皆様良いお年をお迎えください!

今年の建築塗装・一級技能士試験の合格率

By 社長ブログ

昨年はコロナの影響で中止されてしまった一級塗装技能士の検定試験でしたが、今年は緊急事態宣言のさなかに行われました。

毎年受験の定員数が大体決まっているのですが、合格の是非には講習会が必須でありこれを受けないとまず合格できないとまで言われています。

その講習会は受験者数よりかなり限定的に人数に絞って行われるため、講習を受けたくても受けれないということも出できます。

 

一度講習会を受けて、試験の流れや工程などが頭に残っていれば、自宅や職場に材料を持ち込んで自習ができると思います。

 

 

一昨年に不合格になってしまった職人さんが今年は受かったという報告もありましたが、その職人さんはやはり自宅にコンパネなどの材料をたくさん持ち込んで練習したと言ってました。

私ももう16年ほど前になりますが、狭い部屋に5枚ほどのコンパネを持ち込んで練習した時を思い起こします。

 

当時は合格しか見えてなかったので誰よりも一生懸命に練習したという自負がありますが、最近の受験の動向を聞いていると昔よりさらに合格への難易度が上がったように思えます。

昔は合格率が5割ということも聞いてましたが今年はなんと2割ほどという話も。。

 

合格率50%という一級塗装技能士になるまでの道のりと職人の素質

 

たぶん推測するに、一級塗装技能士の知名度が上がってくるにつれて、そもそもの技術が備わっていないというかとりあえず受験してみようという簡単に考えで受験してみた職人さんが多いのではないかという感じも受けています。

実際の情報でもかなり的の外れた作業をしている職人さんも少なくなかったというのを聞いたりもします。

何しろ試験内容の工程が複数に分かれているため難解ですからね。

来年はコロナが落ち着くのかと思いつつ、来年また試験があると思うので今年不合格だった人も来年頑張りましょう。

それでは。

国家資格の不正取得、建築塗装一級技能士は大丈夫?

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国家資格の不正取得で結構ニュースを賑わせてます。

不正取得というのは色々あると思うんですが今回のものは実務経験がないのにも関わらず実績がを積んだようなふりをして受験して合格してしまったというニュースです。

資格にもよると思うのですが、資格の中には合格者数の割合が決まっていて、何人の枠の中に入ったら合格するというような資格もあったりするので、真面目に実務経験を積んで受験に挑んだ人にとってみれば残念なニュースだと思います。

塗装業界ではご存知の通り国家資格不要でも営業活動ができてしまう業態のため、実務経験がなくても塗装屋がはじめられます。

建築塗装一級技能士

厚生労働大臣認定の一級技能検定合格証

 

 

もちろん新しい塗装会社だけでなく前から営業している塗装会社もあります。

それだけに業界内の競争もとても激しくなってます。

技能士章

厚生労働省から金バッジとともに送られる技能士章についての説明

 

 

これから塗装を計画する人にとってみても、業者側の資格がはないよりあった方がいいと思うのは当然の話です。

最近ではそのような風潮のもと、一級塗装技能士をの受験を希望する職人が増えているようですが、今回の実務経験の要件を満たしてないのにも関わらず試験を受けてしまったというのは一級塗装技能士の信頼性も揺らぐのではないかと危惧しています。

 

しっかり実務経験を積んで受験に備えした人から見てもとても残念な気持ちなのではないでしょうか。

ほかの国家資格はよく知りませんが、一級塗装技能士の検定を受けるということは並大抵ではありません。

 

合格率50%という一級塗装技能士になるまでの道のりと職人の素質

 

またこれが大手が主導していたというのにも少し驚きです。

罰則については取り消し以外にも試験が3年間できないらしいです。

逆に実務経験をしっかり積んでいた人には再試験があってもいいのかなと思ってしまいました。

 

やけどする程熱い屋根と塗装の補助金

By 社長ブログ

気温は暑いし、屋根は熱い!

あついには色々ありますが、こちらは屋根の上です。

サーモグラフィーで屋根を撮影したものです。

サーモグラフィーで撮影した塗装中の屋根

屋根上で塗装作業中の職人

職人は青い色で屋根部分の多くは赤色で示されて温度は60~70度に達しています。

ただ白く塗られた部分は塗りたてで塗料で冷やされて温度が低くなっている様子が見てとれます。

ちなみに職人は長袖で暑そうですがこれは空調服というもので外気の空気をファンで送り込ませて体を冷やしているという仕組みの夏用の服になります。

 

マンホールも熱されている様子がわかります。

マンホールのサーモグラフィー写真

熱せられたマンホール

 

遮熱塗料についてはもう少しこの動画で説明しています。

 

この熱さでは2階部屋も当然室温が上がると思いますが、地球温暖化という環境にもよくはないです。

そのため都内の各区によって違いますが、日射反射率という太陽熱を受けて熱を発さない遮熱や断熱塗料を使った工事に対して補助金を利用することができます。

 

補助金の利用

世田谷区は環境配慮型住宅リノベーション推進事業という補助金でお隣の杉並区は低炭素化推進機器等導入助成という、名前こそ違えど同じような補助金(助成金)があります。

2022年度版:世田谷区の屋根塗装(+外壁塗装)補助金(助成金)

毎年度予算が決められているので、予算額に達していないか事前に区役所への確認も必要になります。

※令和3年度の杉並区の補助金予算額は満額に達しました。

こちらは塗装職人が施工した補助金を利用した工事内容の一部です。

世田谷区環境配慮型住宅リノベーション補助金の工事実績

補助金の申請の代行も可能です。

今後塗装を計画する方にとっては補助金利用の検討をしてみてもよいかと思います。

様々な遮熱や断熱塗装がありますが、その中でも補助金対象でない塗料もあるため条件がありますが、書類などの申請手続きは塗装職人でも代行できます。

塗装職人の補助金のチラシ

世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金交付申請書

補助金の対象となる日射反射率

室内の冷房費の電気代も少なくなり温暖化にも貢献できるというのは一石二鳥です。

それだけ屋根の上は熱いです。

その熱さは職人しかわからないかもしれませんが屋根を手で触ると一瞬でやけどするレベルです。

なので遮熱塗料にするとその屋根表面の温度はガラリと変わってきます。

手で触っても不思議なぐらいまったく熱くなくなります。

ただしそれはあくまでも屋根自体の表面の熱さです。

室内温度計

室内での温度が同じようにもの凄い変わるのかといえばそこまでの違いの比率まで当然はいきません。

でも屋根単体だけに使用するというよりかは外壁にも断熱塗料を使えばかなり室内温度の変化が見られたという感想を頂きます。

後はおそらくご存じだと思いますが、色によっても太陽光の反射率が変わってくるため室内温度変化にも影響してきます。

 

 

遮熱塗装の場合も白色に行けば行くほど「日射反射率」の数字が高く遮熱性能には効果的です。

ちなみに世田谷区の補助金の概要については、

日射反射率50パーセント以上を有する塗料を用いる塗装工事

とあるため、色によってはグレーやブラックなどは補助金の対象外になるかもしれません。

 

補助金対象塗料

そして遮熱や断熱塗料の場合、どんな色を選んだとしても下塗りで一旦白色になります。

例えば仕上げが黒だったとしても下塗りは白色で下塗りから遮熱性能が考慮されているようです。

下塗りは上塗りで隠れてしまうのに不思議ですね。

断熱塗料の下塗り

 

屋根の角度的に傾斜があるためコケや汚れが目立ったしまうというお宅の場合は、もっと濃彩色てもいいですが本当に暑さ対策しようというのであれば白色系統がいいと思います。

その辺は遮熱性能をとるのか汚れのほうを気にするのかどちらかになると思います。

それと仕上がり状態は照り返しなどでそれほどまぶしくならないように設計されている塗料が多いようですが、白色にしたときはお隣などへのまぶしささの影響も考慮に入れたほうがいいかもしれません。

こればかりは家の立地状況次第で変わってくるため確かなことは言えません。

一応お伝えするとうちの場合は白色にしたことによってご近所などからのクレームの話今までありません。

こちらは仕上げがほぼ白色で仕上げた屋根です。

白色に仕上がった屋根

 

これまで塗装職人による施工で補助金の対象になった塗料です。

断熱塗料にはガイナやキルコを使用しています。

日進産業塗料ガイナ

前身はキルコートという名前でした。ガイナと肩を並べるぐらい断熱性能があります。

シンマテリアルワンの断熱塗料キルコ

屋上防水の仕上げ材などはサラセーヌの遮熱タイプ。

ACCポリマー建材の屋上防水材サラセーヌのフッ素サーモ

屋根は定番のサーモアイなどです。

日本ペイント サーモアイシリコン

おなじみ定評のある高評価のエスケー化研クールタイト

エスケー化研 クールタイト

断熱性能を合わせもつスレート屋根によく使われるパーフェクトクーラーベスト

ニッペパーフェクトクーラーベスト

そして屋根に関してだけ言えばスレート屋根だけでなくトタンももちろん補助金対象です。

勘違いしないようにお伝えすれば、塗装の素材どうのこうのではなく「塗料の種類」と「日射反射率」によって補助金の利用ができるのかできないかの違いになります。

 

そして補助金の申請はもちろん自分でもできます。

代行する場合はうちに納税証明書とか個人情報に関する書類を頂くようにもなります。

役所に提出するものなのでそれはそれでこちらも扱いに臆するという気持ちにもなりますが、結構シビアな書類提出が必要になってくるのでご承知おきを。

技術的要素が強い断熱塗装をヒートアイランド対策に!

本格的な夏の期間ははまだ中盤にも差し掛かってないと思うので今から塗ってもいいとは思います。

もちろん夏以降に塗ったとしても来年以降も遮熱や断熱効果は減少するということも聞かないので、ヒートアイランド対策に一役買うというのもありだと思います。

ただし断熱塗料に関して言えば塗料中に含まれる空中ビーズが断熱性能の肝になってくるためある一定の技術は必要になります。

なのでメーカーの技術認定制度なども存在します。

そこだけ注意すれば断熱塗装の恩恵を授かることができると思います。

塗装職人では一級塗装技能士の中でも正直レベルの高い職人で施工させていただきますので、そこはご安心ください。

塗装業者のクチコミ疑惑とやらせレビューについて

By 社長ブログ

外壁塗装をしようと思った際に、まず行うことが業者選び。

もちろん腕のいい業者を探すのは当たり前ですが、それには資格だったり実績だったり創業年数なども視野に入れる人もいると思います。

価格から入るのであれば一括見積サイトという手段も、もしかしたらあるかもしれません。

ただ品質に対してはそれなりのリスクを承知で見積もり依頼をする必要があります。

これだけ世の中には数多くの家がありますが、どの家も同じ業者に塗装を依頼していたという偶然は少なく、それぞれの家がそれぞれの違う判断理由でそれぞれ違う塗装業者さんに工事を依頼しているわけです。

選ぶ基準はネットから、あるいは近所で工事していたから、知り合いからの紹介などなど様々です。

その中でも判断基準の筆頭格と言えるのがクチコミです。

アマゾンのレビューが有名ですね。

私は最近外に出かけることが滅法少なくなり、買い物は8割以上がアマゾンです。

食事は奥さんがやってくれるのでもちろんそれ以外です。

その時に品物の品質基準を選ぶ指標が圧倒的にレビュー内容と星印の数です。

ただそれも少し前からは、それをも疑うようになりました。

ニュースでもやらせレビューが問題になっているというのもあります。

 

でもこれは今始まったことでもく、昔は食べログでもありましたね。

好意的な口コミ投稿をさせることで点数のランキング操作をして高評価を得る手法・・

実際に食べてもいないのに良い評価の口コミをする・・

 

そういうやらせを代行する業者の存在も知ってはいましたが、そんなニュースが世の中に知れ渡っているのに、アマゾンなどの大企業がレビューの悪用操作をさせるわけがない!!と思っていたので、最近まではレビューだけを見て品質を判断して買い物をしていました。

 

そういう私なので、病院に行く際にも口コミも利用したりします。

外食も口コミで判断したりします。

 

それでも懐疑的になってしまったのは、うちが塗装業者としてお客様から頂く口コミを気にするようになり、他の塗装業者の口コミも気にしてみるようになってきたからです。

他の業界はわかりませんが、私自身が何十年間と塗装業界にいてこれまでたくさんの手紙や感想文などをお客様から頂いてきたからかもしれません。

本物の口コミには、本当に工事をした人でなければここまで具体的には書けないだろうなという雰囲気が伝わってくるものです。

逆に偽物はだいたいいつも同じ人がアカウントを変えて投稿したんだろうなということが何となくわかるようになってきたのです。

 

文字は違っていても意味合いは同じようなこと書いていたり、具体性に欠ける内容だったり、句読点を付ける場所が特有でいつも同じ場所だったりするわけです。

 

おかげで私の買い物の場合は、星印が圧倒的に多い商品は逆に避けるようになってしまいました。

値段が高くない日常品ならまだしも外壁塗装は値が張ります。

特に工事の性質上工事が終わって数年経過しないと本当の品質はわからないものだけに、実際に工事した人からの感想は非常に貴重なものになります。

それゆえ、もしそれが代行業者によるやらせレビューだとしたら結構悪質な部類に入りますよね。

 

そんなこれから塗装を考える人が参考にする貴重な口コミだからこそ、うちも業者として必然的に力が入ります。

良い評価を頂くためにクチコミ投稿のお願いをさせて頂くこともあります。

 

ただしお願いはさせて頂くものの、実際の評価と投稿はお客様次第です。

当たり前ですね、口コミなので。

 

良い評価も悪い評価もその内容もすべて自主的な形でお客様に投稿いただいています。

私がなぜこのようなことをお話しするのかと言えば、世間をにぎわせているやらせレビューのおかげで、お客様から頂いた100%正真正銘の口コミを無駄にしたくないからです。

塗装業者選びについて頭を悩ませている方に、塗装職人の口コミは100%信じてもらいぜひ参考にしてくださいということをぜひとも伝えたかったのです。

それでこそ口コミをして頂いたお客さまへのお礼として報い出来るとも思っているからです。

 

外出できない子供たちのために第三弾再開しました。

By イベント・キャンペーン, 社長ブログ

今日は朝は雨でしたね。

東京では午後はすっかり回復してちょっと暑かったですね。

私の場合、GWの中ブログを書いたりSNSを更新したり。

ヤフー知恵袋もここ2~3日で連投しました。

 

自宅には子供がもう1か月以上自宅にいます。

ほぼゲームをしたりスマホしかやることがないそうで学校からの課題をようやく昨日やったそう。

外出自粛で外に出られない子供たちのために、子供の日にちなんでこちらも再開しました。

無料塗装セット第2弾

今回は郵送でもいいので送ってほしい言うご希望もあったため、地域の方だけでなくわずかばかりの個数ながら全国の方に配送できるようにもしました。

東京店が今年の5/5で3周年ということもありますが、今はそういう祝う雰囲気よりかは少しでも役に立てられればという思いです。

うちも決して安泰ではないかもしれませんが、こういう取り組みは当分続けていくつもりです。

ではみなさんくれぐれも感染に一人一人が注意して、新型コロナを撲滅しましょう!

 

現場でコロナ対策を徹底します。

By お知らせ・ニュース, 社長ブログ

コロナ対策について。

これまでご来店される方については社内でマスク着用や消毒を心がけていますが、今回現場の方でもマスクと消毒を徹底するようにしました。

塗装作業中もずっとマスクをつけっぱなしということは仕事の都合でできないことがありますが、お客妻と接触する状況や場所においては各班ごとに徹底を心がけていきます。

主には玄関周りのインターホンや玄関取っ手やポストなどです。職人自身も消毒を心がけていきたいと思います。

玄関取っ手に消毒

私の母も86歳と高齢なので、特におなじような高齢者の方がお住まいになっているお宅では色々気がかりだと思います。

これで外壁塗装をお勧めするということではありませんが、現状動いている現場の施主さんにも少しは安心してもらえるのかと思ってます。

暗いニュースばかりですが、空は青いです!

それでは!