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社長ブログ

過密する住宅事情と塗装前のご近所トラブル事前予防

By 一級塗装技能士からの教え, 社長ブログ

昨今の住宅はお隣との境界線が接近していて足場を組むこともそう単純ではなくなりました。

20年ほど前は今ほど過密している印象はないのですが、最近はお客様の方からお隣がかなり接近していることに対して気になされていることを聞くことも度々あります。

足場を立てる状況を考えると隣が接近していれば接近しているほど、当然組み立ても難しくなります。

塗り替えの行程の中で、ペンキを飛ばす以外にトラブルにつながってしまう可能性が高いのも足場です。

足場

戸建てで使う足場は建地という縦の管で長いもので5メートルぐらいになるため境界が接近している狭小作業では、お隣の外壁にこすってしまう恐れもなくはありません。

中々外壁というのは少ないかも知れませんが、これまで境界にあるフェンスや室外機などを破損させてしまい保証させて頂くこともありました。

破損の勘違い

それ以外にも、破損は元々発生していたりしてお客様の勘違いということもあります。

接近しているお隣から壁を傷つけたというお叱りを受けたこともあります。その一方でお見積りの現地調査の写真から判明するなどして、実は工事着工前から元々傷や破損などがあったということも何度かありました。

 

今はそのようなトラブルをなくすため、現地調査では足場を組むための家の高さや長さを測る調査という意味に加えて、もしもの破損という時のために責任所在を明確にするという意味で特に境界にある物などの写真を意識して撮るようにしています。

破損などがないと確認したうえでも工事中傷をつけてしまう恐れがあるときや、狭小でどうしても作業が困難な場合には一旦取り外しすなどの脱着作業をすることもしばしばあります。

壁際などにカーポートがある場合も屋根のアクリル板を外したりすることも珍しくはありません。

 

脱着作業はその専門である大工やサッシ屋の職人などが行います。塗装の職人でが片手間にやってしまうと逆に破損にもつながってしまうため、塗装工事の費用とは別に脱着費用が掛かってきます。

創業から32年の中での職人との出会い

外壁塗装というものは足場屋と塗装の職人だけではなく、サイデイングであればシール職人も入りますし、築年数が経過しているお家であれば木部や鉄部などの腐食の可能性も高くなってくる分、大工や板金職人も入ってきます。

それこそバルコニーの床を施工するための防水職人、最近では金属瓦による屋根工事も盛んなため屋根職人も入ることも多くなってきました。

入る職人の数が多ければ多いほど、確率的には当然トラブルの可能性も高くなります。

そこでもし作業中に破損やペンキで他のものを汚してしまうなどの状況になれば当然ながら職人から報告が上がるようにはしていますが、お客様から先にご指摘を頂くこともあります。

そうなれば各職人に破損の心当たりがあるかということを聞く必要性が出てくることにもなりますが、うちの職人に限っては報告がないということは今まではほぼありません。

例えばお客様から車にペンキが付いていたという指摘があるようなトラブルも何度か経験していますが、実際に職人が飛ばしてしまったものに関しては、必ず報告が上がってくるようになっていますし、車には元々ペンキが付いていたということが後から判明したことも何度かあります。

もし報告がないということは、ミスを犯しながら黙っているという意味でもあります。

手前味噌ですがうちの職人は元々マナーや礼儀がしっかりしている職人しかいないと思っています。

【動画・職人たちとお客様との食事会】

創業して32年ですが、これまでたくさんの職人の雇用と協力業者も含め紆余曲折があり様々なことがありました。

でも今残ってくれている職人はマナーだけでなく人間性も優秀です。

知人やご近所から評判を聞いてお客様から名指しで指名して頂く職人もいれば、10数年前に塗装をさせて頂いたお客様から再度指名がかかる職人もいます。

創業からの歴史の中には、中には評価できるとは言えない職人もいましたが、そのような職人の場合うちの基準に合わずおのずと辞めていきました。

恐らくお客様が勘違いしてしまうのはそのものに対して普段から気にしていないことも要因です。

工事をすることによっての様々な物理的影響を危惧してしまう結果、その不安感情から誤解に至ってしまうのかと思います。

ただ業者としてはこちらの責任において何かトラブルがあった場合は、精神的に相当なエネルギーを消費するのでほっとするのと同時に、言葉は悪いですが勘弁してほしいという気持ちになることもとても言いづらいことではありますが嘘ではありません。

 

弊社とお客様とのお互いの信頼性

もしトラブルについてお客様から指摘を受けた場合を受けた場合、職人にすれば何の証拠もなく易々と疑いをかけられるような行為は当然気持ちのいいものではなく、会社としてももちろんそのようなこともしたくありません。

そのためこれまで色々勉強させられてきた今では、見積り担当が必ず足場を組む施工前の写真を撮るようにしています。先ほどのお隣からお叱りを受けたというのも実は施工前に撮影した写真から元々破損していたということが後で判明できたという状況でした。

お客様も人間ですし、業者も組織ではありますが個々は人間です。間違いもただあることかも知れませんが、施工的にも気持ち的にも良い工事ができるようにお互いの信頼関係が大事です。

施工前写真はただ撮るだけでなく、お客様も破損などに対してそれほど意識せず気づいていないということもあるため破損などがあればその状況を共有させてもらうようにしています。

 

最大限の配慮

破損などを避ける意味でも迷惑をかけずに気持ちよく工事を遂行するためには、作業的に最大限の配慮が必要になってくるわけですが、図面にも施工前の現状をより詳しく書き足すなどして現地調査の状況把握はもっとも重要になります。

この図面からわかることは、例えば敷地が広くなく施工的にどうしても困難な場合はお隣の敷地を借りるお願いをする状況を説明しています。

「空中越境」というのは地面に足場を立てずに空中で足場同士をつなげるという足場の施工方法です。

今はお隣同士接近している家がとても多くなってきていますので、お隣にご協力をお願いすることはありますが、どんなに狭く思えてもこれまでの経験を踏まえてもまず足場を組めないということはありません。

もしお隣やご近所のことを気にされるということであれば、足場と同じぐらい配慮が必要なのが高圧洗浄です。

水しぶきを上げるため、洗濯物や布団干しを控えてもらったりと足場よりかは、実際にお隣の手を借りて物理的に協力してもらう必要性が出てくるものです。

車が接近指定のであれば当然洗浄水がとばないよう車へのカバーなどをさせてもらったりもします。

高圧洗浄で破壊や破損をさせてしまうということはあまりないですが、足場と同様隣への影響度は通常の作業より高いです。

うちでは施工エリアは都内だけではないので年間相当数の工事件数は相当数に上る分トラブルもないとは決して言えません。

もちろんお客様の勘違いでではなく、車にペンキを飛ばしてしまったり傷をつけてしまったりなどという最悪のトラブルもありました。

作業中にやってしまったのか、元々あった傷なのかトラブルの中には未だに原因が不明なもので結局原因がわからないというものもありましたが、そういう場合の結末は業者であるうちのほうで処理させていただくしか方法がないのかなというのが今の現状です。

ですので、工事にまつわる保険はできるだけ最高保証ができるもので、損害保険も万全にして工事をさせて頂いています。

保険が中途半端になれば怖くて工事などできないですし、その備えがあるからこそ狭小作業になろうかと思われるお宅でも自信をもってお客様に工事をお勧めすることができるというものです。

費用・工事保証

ただ工事保険が万全だからと言って、それだけでいいのかといえばそうでもありません。塗装工事というのは色々な物損リスクがある分、お客様に対しても不安を与えることなく工事を進行させなければなりません。

それは隣が接近していればいるほど、今の時代特に最大限の配慮が必要なものになっています。

施工中に起こると思われるであろう様々なトラブルを予測して事前準備を万端にさせて頂いてから工事に入ったとしても、工事中に怒鳴りつけてこられるお隣や理不尽すぎて話になりにくいというお隣も正直いなくはありません。

工事中は材料のにおいや足場を組み立てる音も潜在的なトラブルの要因にもなりかねません。

法面など立地的にお隣の家との高低差がある場合、高圧洗浄の汚れ水や塗料飛散防止などを考慮してメッシュシートに加えてブルーシートを貼る場合もありますが、風がある場合などはバサバサという音が原因となってトラブルになることもあります。

外壁塗装のトラブルはどんなに万全と思っていても、絶対なくならないのも外壁塗装だと思っています。

業者として今後は工事品質を問われるのはもちろんこれまで通りですが、今以上に気づかいや配慮、礼儀やマナーが問われることになる業者になるのかなと感じています。

屋根の傷みを指摘しながら突然やってくる業者、7つの対応術

By 一級塗装技能士からの教え, 社長ブログ

家の状態が悪くなってくると、塗装業者へ連絡しなければならなくなるという状況はいくつもあります。

例えばカビや汚れ、ひび割れなど劣化症状というのは素人目にでも見た目にわかるので、今の家の状態が手を入れなければならないかどうかという質問も含めて見積もり依頼や相談をする状況です。

実は家の状態が悪いと見た目にわからないにも関わらず、突然業者に連絡しなければならなくなるということがあります。

それは訪問販売業者に外壁や屋根を指摘された時です。

 

一般的に訪問販売業者を若干怪しいと思いながらも、その一方でプロだと思っている人も少なくないです。

中には実務経験があり技術的に詳しい人もいるとは思いますがそのような訪問販売業者は極々わずかでしょう。

ほぼいないというように考えておいた方が無難です。

下の動画は以前外壁と屋根の塗装をした方からのご相談を受けて調査させて頂いた時の様子です。

業者選定をする場合は許可、資格などは重要な要素ですが、資格を語りながらもいかに技術面において劣っている工事をしている様子がわかると思います。

 

それでも怪しいながら傷みを指摘されてしまうと不安にもなってくるものです。

そこで事実かどうか確認するためにほかの塗装業者に相談するということになります。

実はうちのお客様においても最近それと同じようなことが起こりました。

そのお客様は3年前に塗装と屋根工事の施工をさせて頂いたお客様です。

ことの経緯は突然近くで工事をしているという業者が訪問してきて、屋根がはがれかけているという指摘をされたということでした。

訪問販売は怪しがられるということを業者自身悟っているため信用してもらうために必死で色々なことを言うものです。

実際には近所で工事をしていなくとも「近くで工事をしている業者です」と言って信用させようとしたりしてきます。

近所で工事をしているならば怪しまれないと思っているからですがこれはもうよく使う常套手段です。

150万円の屋根工事から学び被害を防ぐ、悪質業者とカバー工法

 

今回のお客様はご高齢の一人住まいのお客様です。

指摘された場所は屋根のため高くて見えない場所ということもあり、その業者の言葉を鵜呑みにしたままうちに連絡をしてくれたということでした。

実は連絡を頂いたときにピンときたものがありました。

経験上訪問してきた業者というだけで決して良いことではないはということが想像できてしまうからです。

特に訪問営業は見積もりや契約を取ることに必死であることないことを言います。

勤めたりやめたり会社を転々とする場合が多い訪問営業員にとって工事品質などは本来どうでもよく見積もりや契約を取ることに必死です。

そのためしなくても良い処置を進めたり至急に処置をしなければ雨漏りしてしまうなど極めてオーバーに事を口走ったりします。

傷みの指摘だけではなく「モデルになってくれれば安くなる」「近くで工事しているので足場代が無料になる」などのキャンペーン系も実際には根拠がない営業文句がほとんどです。

いずれにしても今の家の状態を良い方向に導いてくれるということはないと思った方が賢明です。

ただやはりそうはいっても指摘されたお客様からすれば不安です。事実を伝えてきているかもしれないからです。

うちで工事をさせて頂いたお客様の場合、訪問してくる業者の言うことが本当か事実ということに関わらず、たとえ工事完成直後だったとしても調査しにいかないわけには行きません。

その一方でその情報だけでは動きづらいのも確かです。今まで同じことが何度もあり実際に調査しに伺ってみると何ともなかったことが少なくないからです。

そのため連絡を頂いた際に電話口で”本当に近くで工事している業者かどうか”ということの確認を取るようにしています。

これはうちのお客様だけでなく、同じ状況で不安になってしまったはじめてうちに相談されてくる方にも必ず聞くことです。

本当に近くで工事している業者が訪問してきた場合、伝えてきた内容の信用性は高いですが、そうでない業者の場合は嘘や誇張が多くなります。

とても危うい屋根の応急処置を無料で行う業者

 

そして近くで工事している業者に間違いないというお客様の答えを元にもと実際に伺ってみることに。

念のため当時施工をした職人と2人でお伺いさせて頂いたのですが結果は異状なし。

せっかくなので施工部分の掃除だけして帰ってきたとのこと。

よくよくお話を伺ってみると近くで工事していると完全に訪販業者の言っていることをそのまま鵜呑みにしてしまったということでした。

このような業者は実は訪問販売だけではなく「外壁塗装の勉強会」と称するセミナーを開催する塗装業者でも行われることがあり、大事な劣化でなくとも傷みを誇張して見積りにつなげるような営業手法を使ったりすることがあります。

 

ただ実態の知れない訪問販売業者のほうがより悪質です。

当然ですが調査に行くためには時間と手間を要します。特にうちのお客様の場合は、他の予定を移動してでも早急にいかなければなりません。

今回も強いお客様のご要望で連絡を頂いた翌日に調査にお伺いさせて頂きました。ご高齢の一人住まいで事実確認をするというすべもなく業者の話術もあってその時は完全にうちの施工に欠陥があったと思いこんでいたようでした。

本来なら事実とは全く違うことを伝えた業者に調査費用の賠償をしてもらう必要が出てきます。これは業者の技術的知識不足からくる間違いというレベルではなく事実とは全く違うということを意図的に伝えたので偽計業務妨害の可能性があります。

実際に過去のケースではお客様が記憶していた制服の名称から業者を特定し調査費用を請求したこともありました。

これはうちだけの問題だけではな工事数が多く真面目に工事をしている業者さんなら経験していることと思いますし、お客様である消費者側も気まずくなります。

今回も思い込んでしまったことに対しかなり気にされていたようでした。

ただ今回はうちに連絡してきたことでやらなくてもいい工事をせずに済んだ一方で、もしその業者に工事を頼んでいたとしたら大きな損害です。

しかもまだ工事品質が良ければいいのですが、塗装業界は価格的にぼったくりがまかり通る業界でもあります。

塗料メーカーと同じグレードの塗料をOEM製品という切り口にしてとても高額な値段をつけて工事するということが普通にあります。

 

同様に訪問販売も営業員自身の歩合が大きく関わってくるのでそこに重点を置いているといっても過言ではないです。

できるだけ高額な金額で工事契約をしようとするため販売手法も詳しくなりたいところです。

突発的に訪問してくる業者への対応としては、そもそも聞く耳を持たないということもひとつですが、本当のことを言っているとしたらという可能性も捨てきれません。

なので繰り返しますが、訪問販売の場合は近くで工事しているというトークは定石なので、まずはすぐにすべてを鵜呑みにするのではなく、それが本当のことなのかどうかということを確認する必要があります。

そのためにも本来は家の構造に対して少しは質問できるぐらいのレベルにしておいたほうが、業者からの無理な説得にもつながらない可能性が高くなるのではないかと思います。

指摘されて混乱しないためにも名刺や身元が分かるような情報を聞いておくことも、後々何かあったときに振り返りができて何かと安心材料になります。

今回のように前回施工をした業者などに連絡をする場合においても、少しでも業者の情報を知ったうえで連絡するのがもしかしたら礼儀と言えるかもしれません。

高齢者は狙われやすいです。特に一人住まいの場合は、必ず家族に相談した上でからでなければ話をしない、家族からも日ごろから注意するように伝えておくことが肝心です。

中には警戒心が強く用心深いという意識をもつ高齢者の方もちらほらいらっしゃるようですが、業者は簡単にその上を行きます。

まともに話を聞かないのがやはり一番かもしれません。

もしどうしても話を続けたいとか、その業者で工事を希望したいと思えるのなら、契約はおろか見積依頼などの即決は言語道断ですが、一度その会社に足を運んで本当の実態の確認をしてから話を進めるようにします。

会社に足を運び業者の信頼度を確認する

訪問販売業者が指摘する工事場所としては、普段目に見えない屋根が一番多くなります。

それもスレート屋根の家をターゲットにしてくる場合が非常に多くなります。

スレート屋根は欠陥品と言われてしまっているパミールやコロニアルNEOと言われる屋根材で葺いた屋根が少なくありません。

実際には製造の年や個体差もあるようですが、ミルフィーユのようにもろく塗装がしずらいという特徴をとらえて高額になる屋根工事を進めてきたりすることがとても多くなってきています。

見た目にも劣化症状がわかりやすい屋根材です。

 

中でも棟板金といわれる部分を指摘してくるパターンが多いです。そもそもひび割れを除けばスレート自体はとても腐食しにくい素材なので、一番腐食の時期が早く訪れる棟板金がターゲットにされます。

築10年を過ぎれば釘抜けなどの見た目の劣化症状も出やすく指摘されてしまうと納得してしまう場所でもあるからです。

棟板金はガルバリウムやトタンで覆われているもののその中は貫板と呼ばれる木材なので、いずれは腐食してしまうという技術的に詳しい説明が無くとも簡単に説明できてしまう場所という理由もあります。

 

訪問販売はそのような場所だとしても家主の知識のないことを手玉に取り、自分の都合がいいようにあることないことを言ってきます。

理解できない部分に対して無理に納得しないためにも、普段から家の屋根の構造を理解しておくというのもとても大事なことです。

こちらの動画は杉並にある屋根工事のスマートショールームです。無人で自由に見学できるので屋根の構造の理解に役立てることができます。

特にターゲットにされやすい築10年前後の家は業者に質問できるぐらいの知識を備えておくことは重要でしょう。

そして本来は棟板金の部分交換だけで用は足りるはずなのですが、足場を組んで作業しなければならないという事情もあり、特に新築からまだメンテナンスをしていない家の場合はどうせならとガルバリウムやジンカリウム鋼板などを使ったカバー工法という、屋根工事としては一番多い工事種類の工法を進められるというわけです。

このカバー工法も金属屋根自体は工場生産の為業者間によっての品質の差はないですが、下地の防水シートの質と貼り方や棟板金に使う貫板が樹脂製のもので施工されているかなどの違いによって、結果的に工事品質に大きな差となることもあります。

 

いずれも誇張や嘘に近いことを告げられて契約してしまった場合、クーリングオフがベストですがその期間を過ぎてしまい泣く泣く工事をしなければならなくなることもあります。

そして家が高台の下の方にあるというのもターゲットにされやすい特徴です。

高い場所から見られている状況ですが素人からではその高台から見てもあからさまに劣化状況が判別しにくいというのがあるようで、実際に劣化していなくとも無理な説明をされても納得してしまうようなところをついてきます。

まとめますと、、

  1. 業者名や住所など業者の情報をつかんでおく。
  2. 高齢者はまともに話を聞かない。家族に相談してから話をする。
  3. 近くに高台のある家は特に警戒を。
  4. 近所での工事宅の事実確認をする。
  5. キャンペーンの誘惑にも注意。
  6. 屋根構造を把握しておく。
  7. ぼったくりを避けるため販売手法も理解しておく。

時期としては梅雨時期や台風シーズンにこのような業者が増えてくるという傾向があります。

時すでに遅しでこの記事を見てもしかしたらやる必要がなかった工事だったのではないかと思う方もおられるかと思います。

くれぐれも素性が良くわからない業者には注意をするということが何より重要です。

世田谷店舗前の休憩所ベンチの利用を促進!

By 社長ブログ

世田谷店の店舗前のベンチをもっと利用してもらいやすくするため休憩所のシールを準備して壁面に張りました。

これまでも貼ってはいましたが、通常のプリンターで自作していたため紫外線ですぐにインクが色あせてしまい字もすぐ薄くなり利用しずらい状態でした。

コピー用紙にただラミネートした状態をそのまま外壁に貼っていたためカビも生え清潔感もありませんでした。今度は本格的なシールのため当分この状態のまま行けそうです。

カビとコケの違いで塗装の施工方法は変わる?

 

足が良くないお年寄りにとって道路際に少しでも休めるベンチが置いてあるというのはとっても助かるものなのです。これなら少しは堂々と気兼ねなく堂々と座ってもらえるでしょう。

店舗反対側の道路面には秋らしい屋根工事のカットサンプルを飾ってみました。ただ少しベンチには座りずらい環境になってしましましたが以前のまま座れます。ただこれでは座りずらいので今後の課題です。

屋根材サンプルは金属屋根を飾っています。現状はスカイメタルルーフとスーパーガルテクトが飾ってありますが、こちらは随時変更しようと思っています。その上のモニターは屋根工事の動画を表示させています。

屋根工事に使う金属屋根のサンプルを飾りました

By 社長ブログ

東京店では道路際のガラス面に金属屋根のカットサンプルを設置しました。

今は空きが深まり紅葉を演出していますが、もうすぐクリスマスも始まります。

その時期が来たらまた冬のイメージに変えたいと思います。

サンプルの上にあるモニターには屋根工事の動画を流しています。

昼間の撮影のためガラスの反射でよくわかりませんね・・(笑)

実際にはこちらの動画を流しています。

 

ベンチはちょくちょく利用してもらっている引き続きそのままです。

店舗反対側には外壁にもカットサンプルが貼ってあるので、手を伸ばせば触れる高さにもしてあります。

そしてこちらは杉並店のスマート展示場内にあるカットサンプルです。世田谷の店舗では外壁に張りつけて飾ってありますが、杉並には店舗内に飾ってあるため心置きなく触れてほしいと思います。

ちなみに少しでもどのようなものかわかればと思い、横浜店の事務所外壁にも金属屋根が飾ってあります

屋根工事を考えている方にとっては、ガルバリウムやジンカリウムなどの鋼板は業者さんに見積りなどを依頼してからでないと触る機会がないと思われます。

別に触ってどうのこうのあるわけではありませんが、重さだったり屋根表面の指触で屋根に降り注いだ雨音がどのように変わるかなどもイメージできるかと思います。

並んだ人へのお詫び「ミニチュアの家塗装セット」無料プレゼント

By 社長ブログ

だいぶ涼しくなってきたように思える今日この頃です。

先日世田谷のお祭りに出店参加してきました。
コロナの影響もあって2018年の開催に続き4年ぶりの出店でした。

こちらはこれまでの作品。

親子参加の塗装体験などこれまでのイベント

 

今年はコロナ自粛の影響もあったのか、久しぶりのお祭りということで行列を作るほどの盛況。
ペイント体験の対象物は今年も例年通り「木のうちわ」と「ミニチュアの森の家」でした。

 

毎年木のうちわもかなりの人気なのですが、今年はどういうわけかミニチュアの家も大盛況。

ミニチュアの家は初日からどんどん在庫がなくなり2日目に備えて途中で打ち切りさせてもらいました。

2日目も開店の時間からミニチュアの家がどんどん売れていき初日同様、一時は30人ほどの列を作ってしまい1時間半ほど並んでもらう状況に・・。

飲食物の販売と違い「体験イベント」なので、1人が参加すると長いと2.30分ほど時間を要すことになってしまいます。

その行列を作っている状況を見ると冷汗が・・

もし並んでいる人が順番になってもしミニチュアの家が売れ切れていたらと思うと居てもたってもいられなくなる状態に。

以前も事務所の方でプレゼントさせてもらった時に行列になりましたが、その時はただプレゼントさせてもらっただけなのですぐに渡すことができました。

子供も安心なペンキで塗るお家工作一式を100セット無料配布します。

でも今回はその場で作品を作ってもらうので時間が掛かります。

ベンと紙をもって並んでいる人たちの人数を数えると同時に一人一人にミニチュアの家か木のうちわかのどちらを希望か聞いて回ったところ、ミニチュアの家を希望している人がほとんどだとということことが判明。

 

在庫数と照らし合わせたところ、行列の途中から足りなくなることも判明。

在庫がない旨を伝えるのがとても申し訳なく焦りまくりました。

結局その方たちには木のうちわで体験をしてもらったわけですが、親御さんがなだめるも半泣きする子供もいたりして、行列に対する対応が今後は必須と思い知らされたイベントでもありました。

今後は在庫数を増やしたり整理券を配るなどの対応をしようかと深く反省するとともに、ブースを増やしてなおかつ職人などのスタッフも増やして対応していきたいと考えてます。

 

そこで今回、並んだはいいけれどミニチュアの家でペイントすることができなかった人を対象に、「ミニチュアの家ペイント体験セット」を無料にてプレゼントする企画を予定しています。

並んでいた親御さんにもとても申し訳ない気持ちをここでプレゼントという形で対応させて頂ければと思います。

恐らくハロウィンの時期に合わせてプレゼントしようと考えていますが、数量などはまた追ってお知らせします。

 

建設業許可が国土交通省許可にレベルアップしました

By 社長ブログ

先日、知事許可だった塗装工事業の建設業許可が、国レベルの国土交通省レベルにグレードアップ致しました。

先日までは知事許可だった建設業許可だったわけですが、そもそも初めて許可が下りたのが平成15年。今から約20年前です。

当時は戸建てばかりの塗装でしたので特別許可は不要でしたが、今は500万円以上の工事も施工させて頂いていますので必ず必要な許可になります。

偶然ですが代表である私が一級塗装技能士の資格を取得したのもこの年です。この建設業許可はきちんと工事実績を積んで許可を得たものです。

変な言い方ですが建設業許可は買うこともできます。許可そのものを買うのではなく許可を持っている個人事業主だったり会社だったりを買収しても取得できます。

買収と聞くと大ごとですが、1人親方レベルで職人をしている個人事業主を買収することができればわずかな費用でも買うことが可能です。

なので、見方によってはこの建設業許可は信頼性に劣るかもしれませんが、うちの場合に関して言えば購入したものではなく、約30年前20代の頃から塗装の職人として仕事し実績を積み上げてきた「職人創業の塗装屋」という証でもあります。

創業当初は今の「塗装職人」とは異なる会社名でした。

 

そして今回の国土交通省許可は、さらに菊池や松尾をはじめとした全員の力が加わり取得できたものです。創業当初から職人として実績を積み上げ国土交通省許可を得ている塗装専門店は中々そういないと自負しています。

ただご存じの通り業者として塗装業を始めるにあたっての資格や許可の取得は一切不要なので、わざわざ実績を積み行政や国相手に難解な手続きに苦労しながら取得する必要はないかもしれません。

 

品質にあまり重きを置いていない業者さんなら、ホームページやYouTubeを魅力的なものにして、さらに営業がずば抜けて上手ならばそういう手間が掛かるようなことも必要もないのではないかと思います。そういいながらもうちのYouTubeもそこそこ手を入れています。

 

とにかく塗装業は誰でも始められることが可能なことから、参入障壁も低く都内も含め塗装業と呼ばれる業者はゴマンといます。

当然品質上の問題も良く取り沙汰されたりしています。うちにも他業者さんとの間で施工トラブルになった相談の電話も時々掛かってきますが、そこでいつも感じるのがその工事をした業者さんの実績や背景をあまりよく知ろうとはせず、担当の人柄だったり雰囲気だったりで契約をしてしまったんだろうなと思うことです。

業者を選ぶ際、時によって買うことができる建設業許可ではありますが、ゴマンといる業者の中から雰囲気や無作為に選ぶよりかは、工事実績が証明された業者の中から選ぶことができるというのがメリットかなと思います。

ここでまた多くの人が惑わされてしまうのが民間資格や業者さんや団体が独自に設定した資格や認定書などです。あくまでも国や都道府県のものから選ぶのがいいと思います。

ただし当然ながらこの許可票があるからと言っても絶対ではなく、所有していなくとも真面目に仕事している職人さんもゴマンといると思うのでそこは補足しておきます。

 

ちなみにこちらでは、国道交通省の建設業許可業者の検索も行えます。

 

まるでうちのことを言っているようですが、だからといってうちにトラブルが無いということでもミスやクレームが無いわけでもありません。

やってしまったな、というレベルで迷惑を掛けてしまい反省しなければならない場面も時折あります。その一方で最近はお客様の価値観で決めつけられるダメ出しを頂くことも多くなってきたように思います。

ご近所関係への対応や誤解と勘違い、担当の対応注文などなど、技術とは関係ないところで発生するクレームです。

誰でも塗装業として始められがゆえに現場スキルとしての技術面を軸に切磋琢磨をしてはいますが、今のところお客様の主観や価値観の違いまで把握するまでに至らいのが何とも言えずツライところです。

その延長線でいえば、お見積りのご連絡を頂く段階で礼儀的に違和感を覚えるような手厳しい内容のご依頼もあったりします。

お見積りは無料とは言っても、数字的なものも含め正確なものをお出しするため現地調査や図面からの算出、劣化状況から判断しての塗料の厳選など結構手間暇が掛かります。

やはり人対人ですのでそういう方にはこちらから受付を遠慮せざるを得ない状況の時もあったりで私自身もまだまだ修行中の身でもあります。

建設業許可の取得については、まず「不正又は不誠実な行為をするおそれが明らかでない業者」という証明がなされるわけですがその分書類や審査も厳しく、国土交通省許可の要件についてはそれに加えて施工管理技士と一級塗装技能士を主任技術者としておいています。

 

今年で創業31年になり、それだけの年数を塗装屋としてやっていれば建設業許可が無いほうが異常ともいえるかもしれませんが、今回の国土交通省からの許可はそうはいってもありがたくうれしいものでした。

まだまだコロナの終焉は先のようで施工業者にとっても色々大変な時期ではありますが、これからも頑張っていきますので皆様よろしくお願いします。

東京店舗リニューアルで屋根工事の材料サンプルを飾りました

By お知らせ・ニュース, 社長ブログ

暑いですね。。ものすごく。

梅雨明けをしたらしいですが、今年は梅雨らしい天気があまりなかったように思えます。塗装作業には持ってこいの天候ですが、その代わり暑い!水不足もどうやら心配になってきているようす。現場作業にもより一層気合が入る状況ですね。

その影響や世界情勢もあいまってここ最近ではエネルギーに関する問題も深刻になってきています。政府では節電を呼び掛けたり先日は「電力需要ひっ迫注意報」が発令されました。それを受けて塗装事業者としては影響も小さいとは思いますが昨日7/1から店舗外観の照明を消すようにしました。

以前はこのように証明が灯っていました。

本当は外観をリニューアルしたので夜もバッチリ店頭を目立たせたいとは思っていますが仕方ないですね。ただし夜に限ってディスプレイはつけてます。リニューアル内容は店舗の窓回り枠の塗装とその横の外壁タイルに貼ってある「近所案内マップ」や飾りなどです。

マップは2017年の開店当時からのものなので、店舗の入れ替わりもあって5年ぶりに20か所ほどを修正。

ローラーのモニュメントもローラーハンドル部分が錆びてしまって見栄えが悪いので交換し一新。

枠廻りのリニューアル前はこのように傷んでいました。

 

大工の内藤によって枠も修繕し塗装は一級塗装技能士の曽根が塗りました。

あわせてカッティングシートも交換。うちの創業は平成3年のため今年で創業31年になるわけですが、年を越すたびに当然ながら創業32年、33年に変わっていくきます。そのたびに変える必要性も出てきてしまうのですが、創業当初の年数より経過年数のほうがより社歴年数を具体的に知ってもらうことができるため思い切って経過年数で表示しました。

昼間に店舗外観を全体的に見るとこのような具合です。

 

ついでにエアコン室外機の架台も塗装。室外機はうちの持ち物ではありませんが、オーナー様に許可を得たうえで無償にて塗装致しました。実はこの室外機は長年放置状態でしたので、錆びて穴が開くほど劣化していました。

 

このような感じで窓回りと架台の錆びなど客観的に見ると塗装屋に身を置くものとしてはあまりふさわしくなかったのかもしれません・・(笑)。休憩できるようにベンチを2つ設置してあるのですが、その上の用紙も紫外線によって劣化して傷んでいたため交換。

 

そして今回のリニューアルの一番のポイントは屋根材のサンプルを外壁に展示したことです。

 

数年前の多大なる台風の影響で、ここ最近では屋根工事が非常に多く増えていて数多くの屋根工事をしているのですが、これまでは見積りにお伺いするときなどの状況でしかお客様にとっては屋根材をとって触れることができません。

今は葺き替えするほどでもなく、現状の屋根の上から被せるように張る「カバー工法」が主流ですが、そういわれてもイメージが湧きません。うちでも数多くの施工例としてwebやYouTubeなどで結構大量にコンテンツをアップしているのですが、実際に触れるのではイメージの持ち方が異なってくると思います。

 

しかもカバー工法と、一言で言っても素材も異なれば形も違うし、屋根材のメーカーも様々です。そこでうちの場合で良く使用するのが、ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の屋根材です。

 

中には屋根材表面がザラザラしている「自然石粒」が散りばめられている屋根材もあります。こちらはまさしく触れればイメージが湧きます。自然石粒は熱の吸収を分散させながら放射状に跳ね返すのと、雨音の軽減の硬化もあって多くの屋根材メーカーもこの仕様を取り入れています。よく使用しているのはスカイメタルルーフやリッジウェイ、スーパーガルテクトでしょうか。

外壁や屋根の場合は色で判断できますが、屋根工事の場合は風合いや質感も大事なのでお近くに寄ったときはぜひ触れてほしいですね。

 

カビとコケの違いで塗装の施工方法は変わる?

By 社長ブログ

そろそろ関東地方でも梅雨入りが近いですね。梅雨といえばカビが気になる季節です。

外壁塗装をする理由としては様々な原因がありますが、カビは最も多い理由の一つです。

その他の理由としては汚れ、ひび割れ、雨だれ、カビなど・・・

汚れは外壁全体になじむためまだ良しとしてもカビは部分的だったり、そもそも菌のため衛生的にも汚れよりかは早く除去や塗装できれいにしたいと思う方も多いはず。

これまで我が塗装職人の工事事例でも、カビを理由に塗装される方も結構います。

このカビは日蔭を中心に発生します。

一方で「コケ」は日が当たるところに発生します。

本日、東京店でちょっとした模様替え?をしたのですが、そのコケの発生が良くわかる証拠がこちらです。

 

店舗前に設置してあるベンチ上に1年ほど貼ってあるラミネートA4サイズの用紙です。

今回汚れてしまったので張り替えようと、用紙をはがした際のタイル部分を見ると黒い文字部分の場所だったところにはコケがほぼ発生していないのがわかります。

これは黒は日光を透過させず、白い白紙の部分は日光を通してコケが発生するということの証拠です。

 

色の違いでここまで違うのかという印象でしたが、もしこれがカビだったとしたら、黒文字部分の場所は影になるのでカビが発生していたかもしれません。

コケも湿気を好みますが、張り紙の下は雨で塗れて湿気が抜けにくく、それでいて日光を浴びるのでコケの育成には適していたようです。

住宅の場合ではかカビは主に外壁に発生しますが、コケはこの当たるスレート屋根によく発生もしています。

推測ではスレートの上にたまった砂埃が強烈に付着し、砂埃に吸着した雨水がコケの育成に程よい影響を与えるのではないかと思っています。

 

こちらは外壁のカビです。特にリシンなどの砂粒状の外壁骨材にはよく付着する傾向があります。

 

カビは菌コケは植物という違いがありますが、いずれにしても塗装の際の処置は同じです。こちらの動画のようにカビやコケはこのように高圧洗浄で落としてから塗装をします。

 

ほとんどの塗料には防カビ剤が入っているため、それでカビやコケの発生を抑止します。

 

外壁塗装ではオーソドックスな日本ペイントの「パーフェクトシリーズ」。

 

こちらは防カビ剤入りの塗料で塗装した事例の動画です。

 

ベンチには新しい休憩所の用紙を貼り付けました。ラミネートといえども紫外線で結構劣化するので今後もその都度張り替えていきます。

 

2021年お世話になりました。

By 社長ブログ

2021年今年も色々お世話になりました。

コロナ禍の中でも創業30周年を迎え多くの方々に支持していただきながら、とても忙しくさせて頂きました。

12月には防水工事などをメインにした杉並店を無事開店することもできて今はほっとしております。

現場的には2022年もすでに3月ごろまで予定が埋まり順調ではあるのですが、一方で人員不足も関わりたくさんのお客様からのご相談や見積りのご依頼にも満足に対応が出来たとは到底言えず、心苦しい思いも致しました。

2022年はその今年の反省を踏まえ、多くの方からの様々なご要望に応えるためにも、社内体制や整備の根本部分を改善していくように努力していきます。

さらに外壁塗装という分野だけではなく、マンション等の屋上防水なども拍車をかけるように突き進んでいきたいと思います。

皆様の暮らしや環境に置かれましても世の中的に決して順調とは言えない年ではあったという方々もいらっしゃるかもしれませんが、2022年はきっと素晴らしい年になることを祈って最後の言葉として締めくくらせていただければと思います。

それでは皆様良いお年をお迎えください!

今年の建築塗装・一級技能士試験の合格率

By 社長ブログ

昨年はコロナの影響で中止されてしまった一級塗装技能士の検定試験でしたが、今年は緊急事態宣言のさなかに行われました。

毎年受験の定員数が大体決まっているのですが、合格の是非には講習会が必須でありこれを受けないとまず合格できないとまで言われています。

その講習会は受験者数よりかなり限定的に人数に絞って行われるため、講習を受けたくても受けれないということも出できます。

 

一度講習会を受けて、試験の流れや工程などが頭に残っていれば、自宅や職場に材料を持ち込んで自習ができると思います。

 

 

一昨年に不合格になってしまった職人さんが今年は受かったという報告もありましたが、その職人さんはやはり自宅にコンパネなどの材料をたくさん持ち込んで練習したと言ってました。

私ももう16年ほど前になりますが、狭い部屋に5枚ほどのコンパネを持ち込んで練習した時を思い起こします。

 

当時は合格しか見えてなかったので誰よりも一生懸命に練習したという自負がありますが、最近の受験の動向を聞いていると昔よりさらに合格への難易度が上がったように思えます。

昔は合格率が5割ということも聞いてましたが今年はなんと2割ほどという話も。。

 

合格率50%という一級塗装技能士になるまでの道のりと職人の素質 【前編】

 

たぶん推測するに、一級塗装技能士の知名度が上がってくるにつれて、そもそもの技術が備わっていないというかとりあえず受験してみようという簡単に考えで受験してみた職人さんが多いのではないかという感じも受けています。

実際の情報でもかなり的の外れた作業をしている職人さんも少なくなかったというのを聞いたりもします。

何しろ試験内容の工程が複数に分かれているため難解ですからね。

来年はコロナが落ち着くのかと思いつつ、来年また試験があると思うので今年不合格だった人も来年頑張りましょう。

それでは。