築10年になると外壁にもカビが発生してきます。
環境的にも近くに森林や植物などが発生している場合はより外壁にカビが付きやすくなります。
日の当たりの場所にも関係してくるのですが日陰になる部分にも多く発生するのも特徴です。

高圧洗浄できれいに洗う

カビに対応する外壁塗装の手順としては高圧洗浄で出来るだけカビを洗い流します。

カビの除去が不十分だと塗装の密着不良を起こしてしまい後々はがれてしまうなどのトラブルを起こしてしまう場合があります。

モルタル外壁の場合はジョリパットやスタッコやリシンなど壁が特につきやすいので念入りな高圧洗浄が求められますが、場合によってはカビの根は外壁材の中まで菌を伸ばしていることもあるため完全に取りきることができないこともあります。

ただし念入りに洗浄をしていれば外壁塗装の耐久性には問題ありません。

外壁サイデイングのカビ落とし

サイディングの場合はモルタル外壁と違いジョリパットやリシンなどのようなカビがつきやすい模様と違い平面で割とツルツルとした壁面が多いため大体のカビは高圧洗浄で取れます。

特にクリア塗装などでは外壁の下地面が見た目そのまま出てしまうため高圧洗浄でのカビの除去は極めて重要な作業になります。

強力防カビ機能追加とツヤについて

ほとんどの塗料には「防カビ剤」が初めから入っています。

ですが、塗装をしても植物などが近くにある場合はいずれカビの発生は避けられないとは思いますが、新築時に塗装した塗料よりは塗料品質もかなり向上しているのでカビへの対抗力も強まった塗装ができカビの発生もだいぶ遅らせることができると思います。

オプションで強力防カビ機能などを追加することもできます。

塗料の選択的には艶消しよりつやありのほうがカビが付きにくいという特徴もあるため、艶消しを選択する場合はつや調整のことも考慮に入れましょう。