板張り外壁塗装

最近では施工することが少なくなってきている板張りの外壁塗装ですが、塗装職人ではこれまで数多くの板張りの外壁塗装を施工してきました。

劣化症状

どんなにメンテナンスをよくしていても、板張りの場合はどこかしら大工を入れなければいけない場合がほとんどです。よくあるのが塗膜表面の浮きや剥離をしてしまい下地に雨水などが廻ってしまい腐食してしまったりする場合です。

板張りの劣化

塗装の剥がれ

前回塗装膜の剥がれでバリバリにはがれている場合は、その脆弱部をよく研磨します。板張りの家の場合は築年数が経過している家がほとんどなので、その他付帯部の傷みも同時進行していることがほとんどです。

腐食

下地に雨水が染み腐食が進んで穴が開いた状態です。

腐食して穴が開いた外壁板

補修

板張りの補修はその劣化した部分だけを大工の手によって補修することです。

部分補修で張り替えた外壁板

ガルバリウム鋼板に張り替え

板張りの外壁の上からトタンに張替えすることができます。またガルバリウムのトタンにすることでより耐久性を維持できる外壁となります。

ケレン(下地調整)

脆弱部の塗装はカワスキやスコッチブライト等の研磨道具でで除去していきます。板張りの塗装は一番重要な作業です。

下塗り

木部専用塗料を使用し下塗りをします。素地が露出している木部は塗料をよく吸い込みます。しっかりと塗膜が張るようにたっぷり濃厚な塗料でたっぷりと塗っていきます。

使用塗料

下塗りの塗料選びにさえしっかり配慮すれば、上塗り塗料はウレタンやシリコン、ラジカル制御型などさまざまな塗料が使用できます。ただしフッ素塗料についは木製という特性から収縮での塗膜の割れや剥離などを考慮すると高価すぎて適していない外壁といえます。

板張りには木製に適した下塗り塗料を塗ることが必須

一級塗装技能士による施工

他の外壁に比べて劣化のパターンとして塗装の剥がれが特徴的なため、しっかり下地調整をして重ね塗りをしたとしても塗装がはがした厚みの分だけの物理的にも凸凹の跡は残ります。もちろん塗装剥がしが必要ない劣化の場合は跡は出ません。素地にしっかり塗料を吸収するように一級塗装技能士が耐久性を維持する塗装をいたします。

施工事例