住宅の屋根塗装はスレートが圧倒的に多く温暖化対策にも有効な遮熱や断熱塗料を使用した塗装がとても多いです。
東京都内の23区内の区によっては高反射率塗装工事に対して補助金が使える制度もあります。
塗装職人では塗装以外にもガルバリウム鋼板を使った屋根工事数も塗装と同レベル程度に施工をしています。

スレート屋根塗装

特徴・種類

コロニアルやカラーベストとも呼ばれることもありますが、戸建てでは圧倒的に多い種類の屋根材です。ニチハやケイミューなどのメーカーが著名です。アスベスト(石綿)入りのスレートは強度がある一方で、石綿使用禁止の法律が導入されてから製造された人が乗るだけでバキバキと割れてしまうノンアスベストのスレートなどもあります。

劣化症状

現地調査としてお見積りに伺うとコケなどの付着は一般的ですが、ひび割れていることも少なくありません。
築十数年経過してくると屋根頂上付近などにある「棟板金」という鉄板を釘で止めている部分も劣化して台風の影響ではがれてしまう例もあり交換する場合もあります。
特に2006年以降に建築されたスレート屋根の場合は非常にもろく割れやすい個体もあります。
屋根材名でいえばパミールやコロニアルNEOという種類の屋根材の場合は塗装が困難な場合もありガルバリウムなどの金属屋根材を使用した屋根工事を検討せざるを得ないこともあります。
クラックについては、シール材や溶剤ボンド系で補修をします。

施工方法・費用

スレート屋根塗装は下地と塗料の密着度が重要です。
スレートのメーカーや劣化状況で塗り回数も変わったりしますが基本3回塗りで、高圧洗浄と下塗りのシーラー塗装がポイントになってきます。
コケで下地が隠れて見積りの際に正確な施工の手順が不明な時もあります。
高圧洗浄をしてはじめて適正な塗り方や塗料の選択ができる場合もあります。縁切りはひび割れの原因となるため、スレート重なり部の隙間や強度をみながら施工します。
いずれも一級塗装技能士の施工で仕上げます。
費用的には一般的な戸建て住宅の屋根の場合であれば、足場代として25万円~35万円前後となります。ただし断熱塗装の場合は1.5倍ほどの価格になっることがあります。

トタン屋根塗装

特徴・種類

トタン屋根塗装は昔ほど施工数が減ってきましたが、昔にはなかった遮熱塗料の施工をするようにもなってきました。
トタン屋根の種類や状況によっても変わりますが、何度塗ってもはがれてしまうという亜鉛トタンもあるので現地調査でよく状況する必要があります。

劣化症状

一般的にはサビや塗膜の剥離などがあります。築年数がだいぶ経過し下地板が腐食している場合は葺き替えなどをすることもあります。

施工方法・費用

スレート屋根と比べてだいぶ工事数も減ってきたトタン屋根ですが、塗装職人ではトタン屋根塗装の肝である下地調整を一級塗装技能士が念入りにさせて頂き、状況によって遮熱塗料もご提案できます。特に軒先と雨樋の間にある「唐草」が常に湿気を帯びやすい場所で腐食しやすくなるため部分交換をすることもあります。
費用的には一般的な戸建て住宅の屋根の場合であれば30万円前後となり、さびや塗膜の剥がれによってはケレン下地調整費用の追加が発生します。
塗料価格についてはOEM製は使用せず、正規料金の一流国内メーカーを使用しています。

使用塗料

下地との密着度が肝心なのでスレートであれば劣化度やメーカーによって変わってきますのでシーラーの使い分けも必要です。
トタンの場合は下地調整を万全にという前提でザビ止めプライマーを使用します。いずれも2液成分形の塗料を使用する場合が多いです。
上塗り塗料はフッ素やラジカル制御型を使用しますが、それよりもシーラーの塗布具合が耐久性についても一番肝心となります。