塗料の種類

国産塗料メーカーのみ使用

塗装職人では実績のあるできるだけ最新の国内生産の塗料を使用しています。外壁と屋根には海外塗料メーカーは一切使用していないため安心です。

塗料は正しい扱い方をして初めて耐久性が保持されます。できるだけ最新で実績のある塗料と一級塗装技能士の腕で耐久性のある塗装をさせて頂きます。

扱いで劇的に変わる塗料品質

塗料品質=塗装品質と思っている方がとても多い印象です。実際に多くの業者もその消費者の心理に合わせているかのようにネットの情報もまるで塗料品質がよければ耐久性が確保されるという誤解の元になるような記事が多いです。

いくら高額な塗料だとしても扱い一つで半分以下の性能になってしまうと言っても過言ではありません。

逆に工事に失敗してしまった多くの方は、この塗料品質ばかりに魅力を感じて、他の作業には関心をあまり示さなかった方です。塗料の扱い、すなわち塗料の薄めすぎということにも配慮した作業も重要です。

耐久性に悪影響を及ぼす場合があるため希釈しすぎに注意

塗料メーカー

塗装職人では塗料メーカーの中でも信頼性の高い日本ペイント、関西ペイント、ミズタニ、菊水などを使用しています。

塗料価格とOEM

塗料の価格は高額ほど性能が良いのは当然としても、中には高額な塗料だとしても中身は極々一般的なもので値段と釣り合わないような塗料もあります。

それはOEM製品です。塗料メーカーに塗料製造を委託して完成した塗料缶に自社の社名を入れて高額で販売するという営業手法をする塗装業者です。

このようなオリジナル塗料を取り扱う業者はできるだけ避けるのが賢明です。オリジナル塗料には魅力的な機能がたくさん盛り込まれてはいますが、塗料メーカーでは同一の性能の塗料が安く入ります。

業者選びをする際は大手国内メーカーの塗料を取り扱う業者を選ぶようにするほうが断然に安心だと思います。

作業車に乗せられる国内産塗料

水性と溶剤

一昔前は溶剤(油性)塗料のほうが耐久性があるといわれていましたが、外壁塗装の場合は今は環境にやさしい水性塗料が主流です。

塗装職人でも外壁の場合はほぼ水性がほとんどを占めます。ただし、屋根塗装の場合は直射日光を受ける時間が長いなどのとても過酷な環境下に置かれているため、溶剤塗料が主流になります。

1液と2液

1液成分形は自然硬化する普通のペンキのタイプのことで、2液成分形は「主剤」「硬化剤」の2つを混ぜ合わせて硬化させるタイプの塗料です。

ファイン浸透シーラー

外壁には1液成分形タイプの塗料が主流ですが屋根には2液成分形の塗料を使う場合が多くあります。

2液成分形の場合、硬化不良などを起こす混合比を守らない工事も見かけますが、塗装職人では2液成分形の性能を維持するためしっかりした混合比を守って塗装をしています。

2液タイプは主剤と硬化剤の混合比率も重要

塗料の種類

他の特殊な塗料にくらべて一般塗料が主流で、今の塗料は高機能高性能です。

一般塗料

ウレタン塗料

近年では見かけることが少なくなりましたが、ファインウレタンU100などは未だに高性能な印象です。数年経過してもつやを保持する優れた塗料です。

シリコン塗料

ウレタンよりランク的には上位の塗料ですが、これも1液と2液タイプで性能も変わってきます。シリコン塗料とアクリルシリコンなどの複合的な要素の塗料もあります。屋根でもよく使われている溶剤2液のシリコン塗料は素晴らしい性能を持ちます。

ラジカル制御型

シリコン塗料の次に発売された外壁塗装界隈では一番多く利用されている塗料だと思います。通常のシリコン塗料(アクリルシリコンを除く)と同レベルな価格なうえにそれより性能が上です。

フッ素塗料

フッ素塗料も昔からある塗料ですが、随時バージョンアップされている印象です。とても高価です。屋根はもちろん外壁サイディングのクリヤー塗料などに対応しているものも出ています。

無機塗料

塗装職人ではミズタニに代表されるナノコンポジェットをよく利用しています。
価格はフッ素塗料には及びませんが、他の一般塗料よりかは高額です。性能的には汚れがダントツでつきにくいということですが、それは現状の外壁の劣化がひび割れなのか、汚れに悩んでいるのかということでも変わってきます。

ナノコンポジットW

遮熱塗料

夏の室温対策に有効な塗料です。太陽光の熱源となる近赤外線を反射して熱対策をする塗料です。主な塗料ではクールタイトやアレスクール、サーモアイなどが有名です。

外壁塗料もありますがやはり赤外線反射の効果を示すものなので、過密住宅にあるような隣が接近していて日当たりがそこまで良くない家には不向きかもしれません。

屋根塗料ではどの家にも使えると思います。

断熱塗料

塗装職人ではガイナやキルコの認定店のためその2つを使用しています。外気温を塗料の中に混在している空中バルーンで隔てるため夏暑いときは低く冬の時期は高くというように冷暖房を使用の場合は、外気温に左右されることが少なく室内温度がより一定に保たれるということです。

デメリットは高額だということです。フッ素塗料に匹敵する価格なうえ、肉厚な塗膜を確保する必要があるため塗料缶数も一般塗料よりも多く使用します。

外壁と屋根両方に対応しているため、すべてに断熱塗料を使えばかなりの冷暖房費節約になるかと思います。塗料に混在している「空中バルーン」が断熱性能に大きく関わっていますので塗料の混ぜ合わせにも技術がいります。

また高額な断熱塗料ですが、パーフェクトクーラーベストという割と新しく発売された塗料では、遮熱・断熱・ラジカル制御型という性能が素晴らしくも価格も安いという屋根塗料もあります。

外壁素材別

住宅の外壁の素材は大まかにとらえて、「モルタル」「サイディング」「トタン」に大別されます。その中でもサイディングのみクリヤー塗装があります。塗装職人でも施工例が多くあります。

単色塗料

わかりやすく言えば「普通に色がついている塗料」です。外壁塗装といえば普通はこの塗料で塗ります。明るい色が「淡彩色」で暗くて濃い色が「濃彩色」となります。

一般的な色付き塗料

クリヤー

サイディングの場合、意匠性(デザイン性)のあるサイディングも多くあります。模様的には「タイル調」や「レンガ調」「石目調」などですが、クリヤー塗料は透明なためその模様を変えずに耐久性を維持できる塗装ができます。1階が単色ベタ塗りで2階がクリヤー塗装という仕様もできます。

意匠性をそのままに塗れるサイディングクリヤー塗料

付帯部別

外壁と屋根以外の木部や鉄部塗料には専用の下塗り塗料を使い分けてより良い工事品質になるように心がけています。

木部用・ケイカル

木部に対応した塗料で傷みやすい木部の性質にあった塗料を使用しています

鉄部用

鉄部の大敵はさびです。錆びに強いエポキシ系の下塗り塗料でさびから守る仕事をします。鉄部の下塗り塗料も1液と2液で性能が変わります。

塩ビ用

ミッチャクロンAB-X