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世田谷区

世田谷区の軽量鉄骨アパートで折板屋根塗装

施工後
施工前

工事内容

最終更新日:2022年9月11日  公開日:2022年3月19日

折板屋根は鉄骨系のアパートによく使われている屋根です。今回は世田谷ビジネススクエアが垣間見える、世田谷にあるアパートの折板屋根の塗装とボルトキャップの取付です。

高圧洗浄

新築以降、長期間にわたってこびりついた汚れを高圧洗浄によって除去していきます。バケツに水を貯めて高圧洗浄機で洗浄をしていきます。エンジン音がするためアパートの入居者さんには事前にあいさつを済ませています。注意しなければならないことは、ベランダに干してある洗濯物や物品などです。

ジェット水流によって濡らしたり欠損させてしまうので室内に取り込んでもらいます。

 

折板屋根に有効な遮熱塗装

折板屋根は言わずと知れたWの形をしています。その形状から通常の屋根より面積が大きくなります。折板屋根を平坦に伸ばしたら平米数が大きくなるのは想像できると思います。
その分太陽光をが当たる面積も大きくなるのです。そのような理由から遮熱塗料から受ける恩恵は大きくなるといわれています。

今回の遮熱塗料はサーモアイSi。下塗りのサーモアイプライマーをたっぷりと塗っていきます。2液弱溶剤エポキシ樹脂高日射反射率さび止め塗料という長い名前ですが、この白色が反射性能を有しています。

 

世田谷区の塗装での補助金利用

東京都23区内の自治体と日射反射率にもよりますが温暖化対策として補助金も利用できます。昨今はウクライナ危機もあって世界情勢的にエネルギー不足の問題が深刻さを増しているといわれています。エネルギー不足はすなわち電力不足につながるためこのような、エアコン代を削減できるような省エネルギーに貢献する遮熱塗料は脱炭素化にむけて有効です。

例えば世田谷区であれば「世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」という補助金が利用できますが、年度ごとによって予算の限度があるため事前に確認は必要です。

2022年度版:世田谷区の屋根塗装(+外壁塗装)補助金(助成金)

 

遮熱塗装は下塗りも白色が特徴的です。通常鉄部系の素材は赤さび色やグレー系の色を塗るのですが、遮熱塗料は蓄熱しない白色ということのようです。実際遮熱塗料も一般的な塗料も思っている価格が変わるわけではないので、遮熱塗料がお得だと思います。

この動画はまだ遮熱塗料が一般的ではない頃に工事した動画なので下塗りが赤さび色で塗装したもので今回の工事との違いが判ると思います。

【一般塗料による折板屋根塗装の参考動画】

 

ローラーで下塗りを完成させていきます。白色なので塗り継ぎのところがさらに白色が際立っています。

 

乾燥後中塗り塗料を塗っていきます。中塗り塗料と行っても上塗り塗料と同じものですが、要は仕上げ材を重ね塗りということですね。遮熱性能に関わるため一級塗装技能士がたっぷりと濃厚に塗っていきます。

 

中塗りが乾燥したら上塗りをしていきます。塗装にも厚みが出て仕上がり具合も良いと思います。

こちらは屋根塗装をさらに詳しく解説していますのでご覧ください。

スレート屋根塗装

 

ボルトキャップ

折板屋根の泣き所は屋根を止めているボルトです。折板屋根自体は色褪せやチョーキングがありまずか、同じ鉄部でもトタンなどの錆びやすい屋根とは違いそうそうさび付いていることは少ないです。ただボルトはさびやすいためボルトキャップが付いているのですか、これも紫外線によって脆くなってしまいます。

ボルトはケレンをしてさびを落として塗装後に新しいボルトキャップをはめ込んて取り付けていきます。

 

きれいになって空き室対策だけでなく、室温対策としても入居者さんにやさしい塗装ができたと思います。

 

おかげさまで工事期間中世田谷区の天候は好天続きでよく作業が進みました。これからの季節遮熱塗料はお勧めです。塗装前と塗装後のサーモグラフィーでの温度変化による動画もご参考ください。

【屋根遮熱塗装による温度変化の参考動画】

施工情報

工事種別 屋根塗装
建物種別 戸建て
施工箇所 屋根
補助金・助成金 なし
担当職人 未指定 (一級塗装技能士)
お客さま種別 はじめて

施工詳細

屋根 金属屋根
屋根塗装分類 遮熱
屋根塗料種類 ラジカル制御型