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世田谷区

世田谷区で幅広のクラックをエポキシ樹脂で補修後に外壁塗装

施工後
施工前

工事内容

最終更新日:2023年9月6日  公開日:2021年7月29日

外壁のクラックをかなり気にされていた世田谷区の戸建て塗装の現場です。

ご依頼の経緯は外壁塗装とクラック補修を同時にできるのか、補修だけは別の業者さんに依頼しなければならないのかという相談を受けました。

現調時に見たクラックの幅は結構大きく、雨水の侵入の可能性もあり通常のクラック補修では長く維持できるようにも思えないという判断からOGS工法(シールをしないで、直接、弾力性エポキシ樹脂注入材を注入する工法)をご提案させていただきました。

施行は原本職人がクラック補修と塗装の両方を手掛け、丁寧な仕事を行いました。塗装完了の1年後の点検では、クラック部分も含め特に問題はありませんでした。

関連動画 今回のクラック補修をした小西ボンドOGS工法

 

木造住宅の外壁クラックには種類があります。

・新築時のモルタル乾燥時過程におけるヘアークラック

・地震や構造的問題から家がゆがんで起きる構造クラック

今回のお家はクラック幅から見てもヘアクラックとは呼ばず、乾燥クラックではありません。

原因は不明ですが構造的なクラックに間違いはないため今回の処置に至りました。

一般的に多いのはヘアークラックなのでその場合は手圧注入、ヘアクラックより広い場合は今回のようなOGSもしくは「スムースエポ」で補修をします。

 

関連記事 ひび割れの再発防止の外壁塗装

ひび割れの再発防止

 

OGS工法の難点はコンプレッサーを使用するため割高になってしまう点なので、手圧注入やスムースエポでもクラック奥深い内部まで意識してコーキング材を注入すれば大丈夫ですが、特に手圧の場合は何度も繰り返す必要があります。

広範囲にわたってクラックがある場合は、クラック補修後さらに砂骨ローラーでの塗装をお勧めします。

 

クラックで使用する補修材は水性や溶剤、シリコンやウレタンを問わず非汚染性タイプのシール材で補修をします。DIYで時々ご自分でシリコンシーラントなどでクラック補修をする方もいるのですが絶対NGです。

関連動画 シリコンシーラントのクラック補修は致命的

 

乾燥クラックは乾燥しきってしまたっ現状からでは、一度きちんと補修をすれば再発をすることがないと思いますが、構造的な場合はまたゆがむ可能性をはらんでいます。

弊社ではクラック補修の国家資格も保有しています。クラック補修は経験値なので資格がなくとも補修はできますが、より知見は持っているためクラックに悩む場合はより丁寧な提案はできると思います。

 

 

施工情報

工事種別 外壁塗装
築年数 約32年
費用 約81万円
建物種別 戸建て
施工箇所 外壁, 付帯・その他塗装
最後の工事からの経年数 13年
補助金・助成金 なし
担当職人 原本 (一級塗装技能士, 塗装指導員)
お客さま種別 はじめて

施工詳細

外壁 モルタル
外壁施工面積 82平米
外壁塗装分類 一般
外壁塗料種類 ラジカル制御型