築15年のお宅、外壁塗装工事の打ち合わせと工事内容とは

今回ご依頼をいただいたお客様は、以前中古で買われたお宅の外壁塗装工事を検討されていて、塗装業者をお探しでした。

お客様にとっては初めての外壁塗装工事になるため、何日もかけて慎重に業者選びをしたとのことでした。

そんな中、塗装職人の口コミを見てくださり、弊社のホームページの内容や口コミ評価が良かったことをきっかけに、ご依頼のご連絡をくださったのです。

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お客様との打ち合わせと現調の風景

菊池は現地調査の際に、お客様との打ち合わせも含めて調査することを大事にさせていただいております。

なぜなら、お客様のニーズを把握し、正確な見積りを作成するために重要であると考えているからです。

現調はまず、建物の状況を見させていただきます。ここでいう状況というのは、建物の構造や屋根外壁の種類や劣化状態などのことを言います。

建物の状況をしっかりと見極めることが、より良い塗装工事へと繋がっていきます。

建物の状況を見させていただいたのちに、お客様と実際に打ち合わせをさせていただきます。

お客様は、世田谷区の補助金制度を活用したいとおっしゃっておられましたが、お客様宅の屋根は塗装でのリフォームが不向きな材質(コロニアルNEO)を使用されていたため、補助金の対象外ということで残念ではありましたが、屋根の工事をご希望でしたのでお客様もご納得のうえで、今回は屋根カバー工法をご提案させていただきました。

(屋根施工前)

(屋根施工後)

屋根カバー工法の施工動画がありますので、合わせてご紹介いたします。

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打ち合わせでは、お客様のご要望を確認すること以外にも周辺環境についても調べておく必要があります。

実際に工事が決まった場合は、作業車両の駐車スペースが必要になってきます。それに合わせて、お客様宅の周辺の交通規制なども事前に見ておきます。

実際にお客様宅の前の道路が狭かったので、道路使用許可を申請しまして工事中に使う道に、ガードマン二名を配置させていただきました。

道が狭く車が止められなかったため、作業をする職人はコインパーキングを利用したのですが、そのコインパーキングもかなり遠いところまで行かないといけない場所だったため、作業で使用する道具の持ち運びなどいろいろと苦労がある現場でもありました。

しかし、そうした苦労があってもお客様にご満足いただける工事を行うため、お客様へのヒアリング内容をもとに、職人としっかりと打ち合わせをして、作業計画を練っていきます。

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塗装前の事前チェック

お客様のご要望で外壁のタイルの打診調査も合わせて行いました。この調査では、打診棒を使ってタイルの浮きや剥離を調べます。

検査は、防水班が担当して音と手の感覚を頼りに、診断していきます。

タイル一つ一つの検査が終わり、結果は特に異状が無かったため補修などはせずに済みました。

タイルの検査が終わったら次はシーリングの打ち直しをします。肉厚ではみ出ることのないように、しっかりとタイル壁の隙間を埋めましたので、防水効果もあがります。

塗装の前には、外壁を確認して補修箇所がないかどうかの判断をします。必要な補修があれば、職人と打ち合わせをして作業計画を立てます。

塗装前にシーリングを行うことで、防水性を高め、塗装の密着性もあがり、塗装ムラを防ぎ美しい仕上がりとなります。

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塗装の大事な工程とは

弊社での塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程を基本としています。(建物の状態によっては4~5工程になる場合もあります)

塗装は、塗っていくだけの作業ではなく、塗装の前準備があります。

弊社の職人は上記の3工程以外にも、下地調整の作業を丁寧に念入りに行うことを大事にしています。

お客様宅の破風は経年劣化により、塗膜の剥離や色褪せが発生しています。

もし下地調整をせず、この状態のまま新しい塗料を塗った場合どうなるでしょうか・・

下地調整が行われていない(調整が甘いなど)場合は、いくら良い塗料をその上から塗ったとしても、塗料が密着せずすぐに剥がれてしまいます。

そうなると、建物にも負担がかかり、塗ったばかりの塗料も台無しになってしまうことが考えられます。

下地調整は、鉄部、木部、屋根、外壁と様々な材質に行います。状態に合わせて使用する道具も色々とあります。

例えば、腐食が進行した頑固な鉄部の錆びに関しては、機械を使った下地調整を行ったりします。

その他の細かいところは、ペーパーやマジックロンを使い、職人の手作業によって丁寧に磨かれていきます。

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建物を長く守るために、欠かせない工事とその準備の様子をご紹介させていただきました。

建物にとって必要な工事は、塗装だけではなくシーリングの打ち替えや防水、様々あります。

弊社では、部位ごとに専門の職人を揃えていますので、建物に関してのお困りごとには多方面でご対応させていただいております。

分からないことやご相談がございましたら、ぜひ一度塗装職人にお問合せください。

お客様のお立場に寄り添った工事をご提供させていただきたいと思います。

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