Skip to main content

屋根カバー工法から追加の外壁塗装へ・・

By 2023年8月9日8月 21st, 2023スタッフブログ, 松尾

最終更新日:2023年8月21日  公開日:2023年8月9日

「お隣の敷地内にうちの屋根の破片と思われるものが落ちていたのですが、コロニアル屋根の差し替えはやっていますか?」

と先日弊社までご相談をいただいたお客様。弊社の松尾がお話を詳しく伺ったところ建物自体は15年前にメンテナンスをされたらしく、屋根の破片と思われるものが落ちていた事がきっかけで、棟板金だけを数か月前に40万円ほど掛けて修理。

(あくまでも施主様のお話です)実際に弊社が屋根を拝見したところ、傷みが進行している状況と合わせて棟板金を直したというお話でしたがその形成がこちらの写真の通りお見受けできなかった状況でした、、。

関連記事:近所での工事を装い、無料で屋根板金の浮き修理を提案する業者(外部リンク・塗装職人本店)

近所での工事を装い、無料で屋根板金の浮き修理を提案する業者

このように、あたかも施工したように見せかけて実際は何もせず代金だけをいただくという悪質なケースは、訪問販売主体の業者に目立ちます。

訪問時の言葉として多いのが「近くで工事をしているものですが屋根の剥がれが見えたので・・」というこのままでは雨漏りしてしまうなどのような注意喚起。

詳しくはこちらのブログでもお話していますので、突然訪問してくる業者には慎重な対応が必須です。

関連動画:外壁塗装の勉強会セミナーの注意点

 

お話を戻しますが、屋根の傷み方も端っこのほうが特に進行していましたので、施主様には気の毒でお伝えしにくい気持ちではありましたが状況や年数的な事をみてもここは将来性のあるきちんとした工事をされたほうがいいのではないかと思い施主様のご希望は差し替えでしたが、カバー工法をご提案させていただきました。

希望通りの施工とは違いましたが、施主様も今の屋根の状況はちゃんとした工事がされていない事を認識されていて快く承諾していただきました。

また、施主様から「どうせ足場を立てるのであれば・・」と外壁塗装の提案もあったのですが(2メートル以上の施工は足場が必要です)

以前から外壁の下地材料から出ている油が再発しないかを気にされていたご様子でしたので弊社の松尾は「確実な方法としましては覆ってしまう事ですよね」と施主様とのお話の中で、今回の施工内容は屋根のカバー工法と壁の一面カバー工法で受注をいただきました。

工事が進んでいく中、施主様と奥様の会話の中で「せっかく綺麗になっていくんだから他のところはやらなくていいの?」というような事を奥様が施主様に話していたようです。

そして再び松尾が施主様とお話しましたところ、大変有難いことに追加の外壁塗装と付帯塗装(雨樋/出窓/庇上スチール/雨戸戸袋/ベランダ笠木)と下屋根塗装の受注をいただきました。

下屋根塗装ですがこちらは素材が違うアスファルトシングルという屋根でした。(ざらざらしているのが特徴)

アスファルトシングルは雨漏りを防ぐためにも縁切りをしっかりする必要もあるためひとつひとつの工程を弊社の松尾が監督し、職人へ直接現場にて指導するという事もしました。

また、棟板金には人工木といって腐らない木を使いました。(水に強く、しなやかで折れにくい)

使用材料を的確に選らぶことは最も大事なことではありますが、塗装改修工事は施主様と近隣の方々への配慮等も大事なポイントです。施工前に弊社で行う事前の近隣ご挨拶もその一つです。

実際に工事が始まると様々な状況が想定されます。

  • 塗料の飛散やにおい
  • 足場組立解体時の騒音
  • 業者の車が道路をふさいでいる
  • 高圧洗浄時のエンジン音や汚水の飛散
  • 職人の会話等の声等々…

上記のような事をきっかけにトラブルにつながることもある為、未然にトラブルを防ぐために今回は施主様のお車を守るため、承諾をいただいたのちに万全を期して他の駐車場へ移動させていただきました。

実際の現場ではトラブルとは逆に、近隣の方より温かいお心遣いをいただく事もあります。例えば、道の狭いところでは敷地前の道をお貸ししてくださったりなんていうこともあります。

また、施主様が二次的に費用が掛かってくる場合も否めない為なるべく施主様の負担にならないようにと弊社では考えています。

多くの方の御協力と御理解をいただきながら、施工前から施工後まで皆様が安心してお過ごし出来るように弊社では力を合わせて取り組んでまいります。

画関連動画:スーパーガルテクトによる屋根カバー工法