渋谷区の築22年のお住まいを外壁・屋根塗装と防水で整える

渋谷区にある築22年のお住まいで、外壁・屋根・付帯部の塗装、雨樋の付け替え、バルコニーの防水工事を行いました。住まいの外まわりをまとめて整えた改修です。

お客様は大手他社様との比較のうえで弊社をお選びくださいましたが、ご事情により、実際の工事は約2年後となりました。その間の材料費の変動などで見積もりが変わった際にも、ご理解とご協力をいただきました。改めて大切なお住まいをお任せくださったことに、心より感謝申し上げます。

塗料や色は、お客様のご希望を伺いながら選びました。まずは施工前後の外観から、補修、塗装、防水へと進めた工事をご紹介します。

目次

外観・屋根・バルコニーの施工前と施工後

施工前は、淡い色の外壁とスレート屋根のお住まいでした。今回は塗り替えに加え、棟板金の交換や窓まわりのシーリング、防水も行っています。

バルコニーには敷石が敷かれていました。完成後の外観は、明るい外壁に濃い色の付帯部が映える仕上がりです。

塗装を終えた屋根と、工事後のバルコニーです。敷石で覆われる床面も、一時撤去して防水層を施工しました。

色選びでは塗り板見本を取り寄せ、仕上がりのイメージを検討しました。打ち合わせの進め方は、色選びのご案内でも紹介しています。

足場を組み、各部の工事へ

足場資材を搬入し、建物まわりの設置準備を進めました。屋根から側面の外壁まで、各工事の作業場所をつくります。

建物の外周に足場を組み、飛散防止用のシートを張りました。ここから板金、シーリング、塗装、防水の各工事へ進みます。

屋根の棟板金を交換

屋根の頂部を覆う棟板金は、既存のものを撤去して交換しました。塗装で表面を仕上げる前に、板金自体を取り替える工事です。

屋根の傾斜や棟の形に沿って、新しい板金を納めました。取り付けを終えたあと、屋根全体の塗装を行っています。

基礎の補修と窓まわりのシーリング

基礎は補修する部分を取り除き、プライマーを塗布しました。配管が通る箇所も、周囲の補修面を整えています。

続いてモルタルを摺り付けました。取り除いた部分を埋め、基礎の表面を整えて補修を終えました。

窓枠と外壁の境目にある古いシーリングを撤去し、接着面を清掃しました。打ち替えは、古い材料を取り除くところから始まります。

窓まわりをテープで養生し、プライマーを塗布しました。その後、施工するすき間に新しいシーリング材を充填しています。

充填した材料をヘラで押さえ、窓枠に沿って表面を整えました。養生を外すと、打ち替えたシーリングの仕上がりが見えてきます。

窓や外壁の境目の手入れは、コーキングの打ち直しでも詳しく紹介しています。

塗装前の確認と高圧水洗浄

塗装前に屋根の状態を確認し、養生材を準備しました。塗料を付けたくない窓や設備などを保護して作業を進めます。

屋根や外壁を高圧の水で洗浄しました。表面の汚れを洗い流してから、補修や塗装の工程へ移ります。

屋根は補修・下塗りから上塗りへ

屋根面の補修と、棟板金の釘頭まわりのシーリングを行いました。塗料を重ねる前に、固定部などの細部も処理しています。

屋根は下塗りから中塗りへと塗り重ねました。広い面はローラーを使い、端部などは刷毛で塗装しています。

屋根材の重なりにはタスペーサーを使い縁切りを行い、上塗りで仕上げました。縁切りの要否や方法は屋根の種類・状態に応じて考えるもので、今回も重なり部分を処理しています。

別現場の関連動画:スレート屋根をローラーや刷毛で塗装する作業をご覧いただけます。今回のお住まいとは下地の状態や使用材料が異なる場合があります。

外壁の下地を補修して塗り重ねる

外壁は、窓の下や壁面に生じたひび割れを補修しました。仕上げの色を付ける前に、下地の傷みを手当てする工程です。

補修した跡を整え、外壁の下塗りを行いました。補修部分と周囲を含め、壁面全体を塗り重ねる準備を進めています。

下塗りに続き、中塗り、上塗りを施工しました。お客様に選んでいただいた色が、外壁全体の仕上がりへと変わっていきます。

雨樋まわりや付帯部分も仕上げる

シリコンのある取り合い部分には、塗装前のプライマー処理を行いました。屋根や軒下などの細部にも施工しています。

雨樋の付け替えとあわせ、付帯部の塗装も行いました。塗装する部分はケレンで表面を整え、下塗りを施工しています。

雨樋まわりを中塗り、上塗りで仕上げました。建物に沿って続く付帯部も、外壁の配色に合わせて整えています。

トップライトまわりと、壁などの上端を覆う笠木も塗装しました。窓ガラスは養生し、周囲の金属部分を仕上げています。

庇上のスチール部分と水切りを塗装しました。外壁との境目や端部は、刷毛を使って仕上げています。

換気フードとシャッターも塗装しました。フードの面やシャッターの凹凸に沿って、ローラーや刷毛を動かします。

軒下の換気口を仕上げ、エアコン配管のテープを巻き直しました。外壁以外の設備まわりも、今回の工事範囲に含めています。

部位に合わせて使用した塗料

付帯部はファインパーフェクトトップの23-255で仕上げました。金属部の下塗りにはハイポンファインデクロを使用しています。

下塗りに使用した水性ミラクシーラーエコと、屋根用のサーモアイシーラーです。

屋根の仕上げはサーモアイSiのクールブラウンです。ファインパーフェクトシーラーも使用しています。

外壁はアートフレッシュの22-80Fで仕上げました。

バルコニーは敷石を外し、下地から防水工事

防水する部分の敷石を一時撤去しました。下に残っていた接着材の跡などを処理し、材料を重ねる床面を調整しています。

床面を清掃したあと、表面をこすって目粗しを行いました。既存の面を整えて、新しい防水材を塗る準備を進めます。

アセトンで床面を拭き取り、プライマーを塗布しました。壁際や角も含め、防水する範囲に施工しています。

床と壁が交わる入隅にシーリングを施工し、ウレタン防水材の1層目を塗りました。立ち上がりから床面へと作業を進めます。

床の広い面に1層目を塗り、続いて2層目を施工しました。平らな面はローラー、壁際は刷毛を使っています。

ウレタン防水材の2層目のあと、表面を保護するトップコートを塗布しました。防水層の施工と仕上げを分けて行う工程です。

防水工事を終えた床面です。壁との取り合いまで施工し、一時撤去した敷石の復旧を含めてバルコニーを整えました。

防水工事の流れは、ベランダ・バルコニー防水のご案内でも紹介しています。必要な補修や工程は、既存の床の状態によって異なります。

別現場の関連動画:バルコニーでウレタン防水を進める作業をご覧いただけます。今回のお住まいとは下地の状態や使用材料が異なる場合があります。

防水工事に使用した材料

防水の下塗りに使ったP-60プライマーと、防水材のサラセーヌEZです。

サラセーヌAZと、トップコート用のTJトップ硬化剤です。

床面用と立ち上がり用の防水材、拭き取りに使ったアセトンです。

足場の解体前に各部を確認

足場の解体前に、外壁や付帯部の仕上がりを確認しました。足場があるうちに各部を近くで見て回ります。

窓枠の縁や付帯部との境目、側面の外壁を確認しました。

壁つなぎの周囲と水切りは、接点や端部の仕上がりを見ていきます。

屋根面に続いて、トップライト周囲の板金も確認しました。屋根材との取り合いまで見ています。

雨樋や笠木は、長く続く面だけでなく曲がりや継ぎ目も確認する箇所です。

上部外壁と屋根の取り合いまで見終えたら、気になる点を伺い、説明のうえでお引き渡しへつなげます。

清掃を終え、大切なお住まいをお引き渡し

足場の解体後は、建物まわりや通路を清掃しました。足場とシートが外れ、外壁から付帯部まで改修後の外観が見渡せるようになりました。

お客様からは、見積もり時の担当者のプロ意識や、丁寧で迅速な対応についてご評価をいただきました。工事中も、職人の礼儀正しさや時間を守る対応、毎日の作業報告が安心につながったとのお言葉をいただいています。

「毎日きれいに生まれ変わる我が家を見るのが楽しみでした」「大切な我が家を大切に仕上げていただいて本当にありがとうございました」とのお言葉もいただきました。塗料選びを含め、最終的にご満足いただける仕上がりとなり、私たちも大変嬉しく思います。

塗り替えをご検討の際は、外壁や屋根だけでなく、バルコニーや付帯箇所も含めてご相談ください。お住まいの状態とご希望に合わせて、工事の範囲を一緒に整理いたします。

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