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一軒家では珍しい防水工事と外壁塗装や屋根の漆喰補修で蘇るお住まい

By 2024年8月15日スタッフブログ, 松尾

世田谷区にお住まいの今回のお客様。

築26年を迎える二階建て、ベージュカラーのモルタル外壁と、オレンジがかった瓦屋根が目を惹く素敵な御宅でした。

ネットで弊社を見つけてくださり、口コミ評価を頼りにいただいたご相談内容は、防水と屋根の補修についてでした。

複数の業者に見積り依頼中とのことでしたが、弊社のご提案内容を気に入ってくださり、今回工事をお任せしていただける運びとなりました。

それでは、詳しい工事内容をご紹介いたします。

近隣環境に配慮して進める工事

工事を進めるにあたり、近隣環境に配慮しておくことが大事になります。

お客様宅のすぐ隣は広い駐車場で、車が7台ほど並んで駐まっていましたので、高圧洗浄の際に水しぶきや泥などが車に飛散しないように工夫をします。

高圧洗浄は塗装班の担当なので、僕と塗装班で現場をチェックしながら打ち合わせをしていきます。

工事前にしっかりと現場環境を理解し、職人と打ち合わせすることを大事にしています。

さらに、職人から職人の伝達も僕がすべて把握し、作業計画の舵を取ります。

お客様宅の近隣ご挨拶の際にそれぞれの車の持ち主に許可を取り、車すべてに養生カバーを掛けていきます。

一軒家の工事でも、様々な工程がありその工程ごとにチェックするポイントがあります。

先を見越してリスク管理をすることが僕の重要な役割なのです。

そのため僕は誰よりも現場へ足を運び、誰よりも現場をチェックし、職人がそれぞれチームとして現場が回るように指揮をとるのです。

高圧洗浄後に養生を取り、傷がや汚れが無いか一台一台丁寧に確認していく作業をします。

このように一工程ごと、丁寧に丁寧に現場をチェックしながら工事を進めていくことで、工事の仕上がりにも良い結果となって繋がっていくのです。

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家を守る瓦屋根の漆喰補修

瓦屋根は長寿の屋根材として知られていますが、それであってもメンテナンスフリーというわけではありません。

瓦屋根の下地や釘などのメンテナンスや、劣化のしやすい漆喰においては定期的な点検と補修が必要です。

主な瓦屋根としてモ二エル瓦やセメント瓦、粘土瓦などがありますが、これらほとんどが漆喰のメンテナンスが必要になってきます。

瓦屋根は粘土などを土台にし、棟瓦内部を葺き土で支えるような構造になっています。

その葺き土を雨水などから守る役割を担っているのが漆喰です。

また接着剤のような役割もあるため、瓦の固定やズレを起こさないためにも、漆喰は出来るだけ良い状態を保つことが大事になります。

お客様宅の漆喰には、経年劣化によりひび割れが発生して固定が緩い状態になっていたため、外壁のヘアークラック補修にも使用されるスムースエポで微細なひび割れを補修していきます。

溝が深いひび割れに対しては、専用のプライマーを塗布後、白モルタル材でしっかりと補強していきます。

漆喰の経年劣化にも段階があり、今回のお客様宅のようなひび割れ(クラック)は初期症状になります。

ひび割れが進行すると次に剥離が起こります。さらに剥離が進行すると穴が開いたりしてそこから雨水が侵入し、建物内部に雨漏れが発生してしまったり、瓦を固定する力が弱まり地震や強風で倒壊してしまう恐れも・・

しかし、定期邸な漆喰のメンテナンスを行うことで、劣化症状を防ぎ丈夫な瓦屋根として、永く保っていくことが望めます。

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一軒家では珍しい防水工事

ベランダの床が割れてしまい雨漏りを気にされていたお客様。

お客様宅を拝見させていただき、お住まいの状態に最適な施工としてウレタン塗膜防水通気緩衝工法をご提案させていただきました。

ウレタン防水は防水工事において主流とも呼べる工法ですが、今回の通気緩衝工法もウレタン防水ではありますが、特に雨漏りが発生している建物に効果を発揮する工法となります。

通気性、緩衝性に優れたシートを下地に張り付け、その上からウレタン防水材を塗布することで、防水層の膨れなどを防ぎ下地の挙動を緩衝する働きをもたらします。

さらに、脱気筒という通気用の器具を取り付けることにより通気性は増していきます。

こちらが実際の脱気筒取り付けの様子になります。

通気緩衝工法が通気性に特化していることはお伝えしましたが、では他の防水工事ではなく通気緩衝工法を選んだ理由についてお話していきます。

経年劣化などで既存の防水層が傷んでしまったり、膨れが生じる場合があります。そうなると、防水層の機能が弱まり覆っているコンクリートに水分が含まれてしまう可能性があります。

一般的な改修では、既存の防水材を残しその上から新しい防水材を塗布する方法、または一旦既存の防水材を剥がし新たに防水材を塗布する方法となります。

どちらにせよコンクリートに水分が含まれている以上で防水材あを塗布してしまえば、コンクリートの水分が温度上昇に伴い水蒸気化し、防水層を押し上げることになり、これが割れや膨れの原因となることがあります。

長期的に長持ちする防水工事を望むのであれば、下地の状態を加味した施工が重要になります。

お客様宅ではコンクリートの状態を加味して今回通気緩衝工法を施工させていただいております。

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弊社では、お住まいの状態に合わせた工事をご提案させていただいております。

塗装と合わせて行う部分補修についても、お気軽にご相談いただければと思います。

ご予算やご希望がありましたら、何なりとお申し付けください。

お客様の御力になれるよう全力で取り組んでまいります。