リピーター様の紹介で2軒お隣から塗装のご依頼をいただきました②

前回のブログの続きです。今回はシーリングとバルコニー防水工事の内容をご紹介いたします。

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目次

シーリングの劣化の放置は危険

建物を永く良い状態で保つうえで外壁や屋根の塗装は大事なのですが、実はシーリングも同じくらい大事な役割を担っています。

シーリングというのは、外壁や窓枠などの繋ぎ目部分を専用の材料で塞ぎ、雨水や風などの侵入を防ぐ役割があります。

外壁や屋根と同じようにシーリングも、日々紫外線や雨風の影響を受けて劣化してくるのです。

現調の際に見かけるシーリングのよくある劣化サインとしては、シーリングが黒く汚れている・痩せてしまっている・目地から剥離している・ひび割れているなどがあります。

これらの症状があれば補修を検討する時期が来ているという目安になります。

建物は立地環境によって劣化の進行度合いも傷み方も違いますので、補修の目安は築年数に限らず実際の建物の状態を見て判断するということも大事になってきます。

劣化を放置してしまうとそこから雨水が侵入し、建物内部にまで到達して土台を腐らせてしまうことにも繋がってしまうため、劣化を発見したら出来るだけ早めに補修工事をされることをお勧めいたします。

シーリングの補修方法は弊社では基本的に打ち替えにてご対応させていただいております。

打ち替えというのは、既存のシーリングを一度撤去させていただき、新たにシーリング材を充填する工法のことを言います。

増し打ちという工法もありますが、こちらは既存のシーリングの上に新たにシーリング材を充填する方法になります。

弊社で増し打ちをする場合は、雨漏りなどで緊急性のある時に一時的に雨漏りを止める目的で行う場合もあります。

ただし、それも施主様からのご要望があったうえでのご対応であるということになりますから、基本的には打ち替えでのご提案をさせていただいております。

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弊社でシーリング工事を行う際には、シーリング専門の職人が担当させていただきます。

建物は様々なパーツによって構成されているため、それぞれ適切な工事方法が存在します。

ですから、戸建ての工事であっても塗装班・シーリング班・板金班・防水班など(必要に応じてシロアリ駆除も行っております)の専門職人が工事に携わります。

部位ごとに専門職人が工事を行うことで、最高品質の工事のご提供に繋がるため弊社では職人との打ち合わせも密に行うなどして、最適な工事を行いお客様宅が永く丈夫な状態を保てるような工事提供のために日々取り組んでおります。

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バルコニー防水

お客様宅の2階と3階のバルコニー防水工事には、ウレタン塗膜防水を採用させていただきました。

ウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法になります。継ぎ目がないため、雨漏りのリスクを最小限まで抑えることが可能になります。

また戸建ての場合などに特にメリットになるのが、軽量であるということです。軽量であるためその分建物への負担も少なく工期や費用も他の防水に比べ抑えることが期待できます。

工事をはじめさせていただく前にバルコニー内の物はお客様に移動をお願いしております。こちらで勝手に移動することは後々のトラブルになったりすることもあるため、事前にお客様にやっていただく作業となります。

バルコニー以外にも、外壁の周りの物は極力移動できるものに関してはお願いしております。

車や植物などその他移動が難しい物に関しましては、弊社で用意させていただく養生カバーを掛けることでご対応させていただいております。

バルコニー内にあるエアコンの室外機は、弊社のほうで細心の注意を払って丁寧に移動させていただき、床面を施工させていただきます。

室外機の下の施工についての詳しい動画がありますので、合わせてご紹介いたします。

関連動画 防水工事への質問 床に置いてある室外機の下はどうやって施工するの?

防水の効果をさらに上げるため、床目地にもしっかりシーリング材を充填してフラットな状態にします。

防水工事では、水の侵入を徹底的に防ぐことが重要なため、入隅や目地部分に関しては特に入念な工事が行われます。

ウレタン塗膜を一層目・二層目まで塗りしっかり乾燥時間を得て、トップコートで最後は仕上げます。

この工程を2階と3階バルコニーに行い防水工事は完了です。

トップコート後のバルコニーはまるで新築時のような印象へと変わり、お客様もとても喜んでおられました。

しかし、施工後から数日経った頃お客様から菊池へ連絡がありました。

「バルコニーに水が溜まっているのだけれど、見に来てもらえませんか?」とおっしゃりました。

すぐさまお客様宅へ向かいご指摘をいただいたバルコニーの箇所を確認させていただきました。

こちらがその時菊池が撮影した写真なのですが、確かに床面に小さな水たまりがいくつか見られました。

こちらの現象は結論から申し上げますと施工不良などではございません。

施工後に水たまりが出来てしまう原因というのは、工事を行ったあとの表面の防水性が向上したことで起こる水弾きの現象によるものです。

施工前というのは、防水性が低下しているため床面が水分を吸収していたのですが、施工後の床面は撥水性が良くなったことにより、今まで床面に吸われていた水が表面化して見えるという現象が起こっているのです。

施工に何か問題があったのではないかとお客様はご不安になられていたため、もう一度今回の工事内容と今回の現象についてのご説明をしっかりと伝わるように丁寧にさせていただき、お客様にはご理解をいただけました。

弊社では施工後もしっかりお客様のご質問にご対応させていただきますので、施工中や施工後に気になることがありましたらどんな些細なことでもご相談いただけますと幸いです。

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弊社では、お客様としっかりとお話合いをさせていただき、ご要望をお伺いし建物に合った最適な工事のご提供に励んでおります。

最善を尽くしてお客様がご満足するより良い工事をさせていただきます。

建物のことでしたらお気軽にご相談してください。

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