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リピーター様の紹介で2軒お隣から塗装のご依頼をいただきました①

By 2024年3月29日スタッフブログ, 菊池

最終更新日:2024年3月29日  公開日:2024年3月29日

お一人暮らしのおばあさま(以下お客様と書かせていただきます)から塗装職人に電話があり、外壁塗装のご依頼をいただきました。

お話をお伺いしたところによると、菊池の現場で5年程前にN様というお宅の外壁塗装工事をさせていただいたのですが、その時のN様宅の二軒お隣が今回のお客様宅だったのです。

N様宅の仕上がりが大変綺麗ということで、N様からご紹介をいただいたことがきっかけでした。

閑静な住宅街にあるこちらのオレンジ色をした家がN様宅です。

お客様宅の現調の際に、N様宅の様子を拝見させていただきましたが、5年経過していても変わらず塗った当時のまま綺麗な状態でしたので、菊池はとても嬉しくなりました。

塗装工事のイメージがつきやすいように、N様宅の話を交えながら塗料や工事の説明をさせていただいたのです。

別の菊池の現場で、ご紹介から始まりご近所で塗装工事をさせていただいた内容を書いたブログがありますので、そちらも合わせてご紹介させていただきます。

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関連動画 外壁塗装の評価とご近所つながりで3軒目のお家も紹介いただきました。

ご契約について

今回ご契約をいただくまでに、お客様と入念な打ち合わせを何度も重ねました。

ご希望塗装箇所は、屋根・外壁・2階3階のバルコニー防水でした。屋根と外壁に関しては色選びについてご相談もいただき、いくつかご提案させていただいた色の中からお客様がに気に入った色をお選びになりました。

お客様から「2階の窓が開閉できるようにしてほしい」というご要望をいただいたため、窓の部分は工夫して養生をさせていただきました。

ご高齢の方の場合、話した大事な内容を契約書にも記載しておくことを意識しています。

お客様はご高齢でお一人暮らしということで、契約書を記入していただく際には少し遠方に住まれている息子さんにもご同席していただき、工事の内容や金額のことなどを一緒に確認していただきながらお話を進めさせていただきました。

関連のブログがありますので、ご紹介いたします。

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高齢者を狙う訪問業者の実態とは

近年屋根の無料点検を装い、高額な工事契約を結ばせる訪問販売が横行しています。(※全ての訪問業者に対して言っている話ではありません)

ニュースを見ているだけでは他人事のようにも思えますが、弊社にかかってくる新規の見積依頼の電話の中には「訪問業者の人から屋根が壊れていると言われたから心配で見て欲しい」という内容があります。

リピーター様からも先日屋根の訪問業者が来たというご相談いただきました。弊社で屋根のカバー工法を5年前にしたばかりだったのでお客様はすぐに不審に思い弊社にご連絡をしてきてくれました。

訪問業者は、屋根の無料点検を目的に言葉巧みに営業していきます。「近くで工事をしていて、お宅の屋根が割れているのが見えました」「雨漏りになってしまいますよ」などと言って、不安を煽り点検と称し屋根に上がる口実を作ります。

実際に不具合はないのに聞いた方は不安になりますから、屋根に登らせてしまうかも知れません。

被害に遭わないためにも、訪問販売には応じない・屋根に登らせない・契約前に複数業者から見積もりを取るなどの対策をしていただきたいです。とくに高齢者の方は狙われやすい傾向にあるようです。

一人暮らしをされている場合は、必ず家族に相談してから判断する、そして家族からも注意するように伝えておくことも大事になってきます。

実際に被害に遭われている方もいらっしゃるので、決して他人事とは思わず予防知識として覚えておいていただきたいです。

関連動画 実録・塗装会社との契約は急ぐなこの工事はひどすぎる【1】

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屋根塗装

今回お客様宅の屋根塗装は下塗りを2回丁寧に行いました。

築年数が21年経過していること・塗膜の劣化症状が激しかったため、塗料の効果をしっかり発揮するためにご提案させていただきました。

(お客様宅の屋根施工前)

長年塗装をしていない屋根は塗膜の密着が悪くなっている場合も・・屋根材を見極め状態に合わせた手順の作業計画を立てていきます。

(下塗りの写真)

今回のお客様宅ではありませんでしたが、塗装の前に修理が必要な箇所は補修作業をはじめに行います。

ある程度年数が経っている建物では、棟板金の浮きや屋根の割れの工事が一般的によくある工事と言えます。

釘の浮きは度合いにもよりますが、直せる範囲内であれば交換せず浮いた釘を打ち込んでいきます。その上からシーリングをしてしっかりと雨漏り対策もします。

屋根の縁切り作業もとても重要な工程です。縁切りは塗料が完全に硬化した段階で行います。

屋根は魚のうろこのように一枚一枚重なり合っています。しかし、屋根塗装をするとその重なった部分まで塗料で埋まってしまうため、雨水などの水分が隙間に溜まってしまい雨漏りのリスクをもたらしてしまう場合があるのです。(毛細管現象と言います)

それを防ぐためにタスペーサーという専用の道具を使い、一つ一つ丁寧に縁切り作業をしていくのです。

(タスペーサーで縁切りをしている写真)

屋根の補修はとても重要で、雨漏り対策としても欠かせません。しかし、先ほどもお伝えしたようにどこの誰だかわからないような訪問業者に無防備に屋根を見せてはいけません。

信頼できる業者を家族でお調べになられて、そうした業者に点検を依頼していただくのがベストです。

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無事に工事が完了してお客様にも息子様にも喜んでいただけました。

(屋根完工後の写真)

(全景)

塗装職人ではお客様の建物を永く守り、安心してお住まいいただけるために、一つ一つの現場を大事にして工事をさせていただいております。

建物のことなら塗装職人にお任せください。お気軽にお見積りのご相談もお待ちしております。

次回はお客様宅のシーリングとバルコニー防水についてご紹介させていただきたいと思います。