外壁塗装と合わせて行う防水工事と部分工事の内容とは

弊社では、塗装工事と合わせて部分的な改修工事も行っております。今日ご紹介するお客様宅も外壁塗装と合わせてバルコニーの手すり交換の工事をいたしました。

そこで今回のブログでは、外壁塗装と部分工事を合わせて行うメリットやお客様宅の工事内容についてお話させていただきたいと思います。

目次

現調時の様子

お客様にしっかりと正確な見積もりと費用内容をご提出するために現調(現地調査)は欠かせません。見るポイントは建物の材料の種類や、劣化の具合などを建物の隅々までチェックしていきます。

菊池が現調を行う際はお客様お立会いのもとで建物の周りを廻らせていただいています。(屋根を撮影する際には内部通行をさせていただく場合もございますが事前にこういう事があるかも知れないというのはお伝えさせていただいています。)

お客様と一緒に廻ることで、お客様ご自身でも建物の状態を把握しやすくなることと、実際にお客様の目で塗装が必要な場所とそうでない場所をご理解いただく目的もありお立会いをお願いしております。

現調の日はあいにくの雨が降っていたのですが、雨が降っている状態でバルコニーの様子を見られたことで塗膜の劣化状態が確認できたため禍を転じて福と為すとなりました。

正常な状態なら雨水を撥水しますが、お客様宅のバルコニーは防水性能が低下していたためこのままにしておくと水が内部に流れやすくなる可能性があるため、今回はバルコニー防水のご提案もさせていただいたのです。

雨漏りが発生してしまう前にしっかりとメンテナンスをしておけば、悪化も防げて結果的にメンテナンス費用も抑えられることに繋がるのです。

建物は約10~15年を目安にメンテナンスをした方が良いのですが、それは建物の状態や環境によっても一概ではありませんので一般的に言われている期間だけを目安にするのではなく、建物の状態に合わせて必要に応じた時期に定期的な検査をされることを推奨いたします。

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バルコニーの手すり交換

お客様はお家にこだわりを持っていらっしゃり、計画的に定期的なメンテナンスをされていました。

今回の工事では外壁塗装と合わせてバルコニーの手すり部分を新しく交換したいとのご要望があり、弊社専属の大工職人が工事を担当させていただきました。

こちらが撤去前の手すりの写真です。

撤去してみると手すりの内部は雨水などの影響によってボロボロになっているのがわかります。

少しショッキングな写真ですが、こうした内部の傷みは手すりのシーリングの劣化やビスの緩みや錆びで発生したわずかな隙間から雨水が侵入して起こってしまうのです。

こちらが撤去後の写真です。新しい手すりが設置されるまでの間、本体部は露出したままになってしまうため透湿防水シートを使用して本体部を保護します。

新しい木材で下地を補強・補修します。

補強・補修作業が完了したら防水シートを貼り付け手すりの調整を行っていきます。

手すり交換工事が完了したあとに、バルコニー床面の防水工事を行っていきます。工事が全て完了するまでは、手すりの保護フィルムはそのままにしておきます。

弊社には建物に関する有資格者である専門職人を揃えていますから、外壁や屋根の塗装はもちろんのこと、建物の修理や補修に関することもその分野の専門職人の判断によって必要な工事のご提案をお客様へ提供することが出来るのです。

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バルコニー防水

防水工事は建物を雨漏りから守るための大切なメンテナンスの一つです。防水層の劣化のサインを見逃さずに、雨漏りが発生してしまう前に改修工事をされるのが理想的と言えます。

細かい亀裂が無数に見える・大きな亀裂がある・色褪せやすり減り・防水層の膨れや破れ、これらの症状が出ている場合には注意が必要です。

劣化の症状はご自身で発見して業者へ依頼していただく必要があるため、悪化してからでは無く定期的に建物の状態を確認していただくことで工事費用を抑えたメンテナンスが可能となり、建物も永く良い状態で維持していくことが期待できるのです。

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今回お客様宅のバルコニー防水の施工方法はウレタン塗膜防水をご提案させていただきました。

ウレタン塗膜防水は、ウレタン樹脂を塗布して防水層を形成していく工法になります。繋ぎ目が無い防水層が形成できるため、隙間から侵入する雨水をしっかりと防ぐことが望めます。

実際にウレタン防水の施工動画がありますのでご紹介いたします。

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塗装のこと、部分補修もお任せください

塗装職人は、名前の通り塗装をする会社ではありますが人脈に恵まれたこともあり建物のそれぞれの専門職人が揃っています。

建物というのは様々なパーツによって出来ていますので、専門職人が施工することによって必要な工事ができて最高品質の仕上がりとなるのです。

施工方法というのはすでに決まったやり方が定められているためよっぽどのことが無ければ変化することはありませんが、だれが施工するかということで同じ工事内容でも仕上がりと結果は違ってきます。

建物も体と似ていて、正しい知識の元で正しい治療をしなければ良くなるどころかかえって悪化を招いてしまうこともあるわけなのです。

不具合の症状を的確に診断し、それに合った施工方法を選び施工完了までが大事になってきます。

そのために、塗装職人見積もり担当と職人との打ち合わせが必要不可欠なのです。塗装職人では、長い間同じ職人と付き合ってきているためお互いに信頼関係が保たれています。

この信頼関係が工事にも影響して総合的にお客様にもご評価をいただけているのです。

これからも塗装職人では、建物の専門業者として邁進してまいります。建物のことでお困りのことがありましたらご相談ください。

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