今回ご依頼をいただいたお客様は、世田谷区にお住いの方で弊社の前を通ったことをきっかけにこの度実際に東京店へご来店くださってお見積依頼をいただきました。
屋根と外壁塗装を検討されていたお客様から「どの様にしたらいいですか?」というご相談でしたので見積担当松尾がお客様宅を現調をさせていただき屋根・外壁・シーリングそれぞれにご提案をさせていただいた中からお客様に選んで決めてもらい受注をいただきました。
都心部などの住宅密集地では、隣接の建物に密着している構造を見かけることがあります。ご依頼をいただいたお客様のお宅でも隣接の建物に注意が必要だったため現調の際に見積担当松尾は、施工時に懸念される箇所を細かに下調べし実際の施工時にはどの様な対応が必要になるか等を確認してきました。
現調では、お客様のご要望を確認することや建物の状態を確認する以外にも、ご近所様への配慮や周辺の交通状況など多岐にわたり意識することが求められます。
お客様に喜んでもらえる工事をして無事にお引き渡し出来るまでには、事前の段取りがとても大事になってきます。
今回のお客様のお宅での事前段取りでは、お隣のお車が近かった為弊社で用意した車のカバーを職人に付けてもらい施工させていただきました。もう一つは、タイトルにもありますが屋根の勾配が急だという点です。
屋根足場をかけるほどでは無いのですが(6寸勾配以上なので本来ならば足場があってもおかしくない)ただしカバー工法の施工をさせていただくため屋根に傷がつかないようにロープ(親綱)で職人の安全対策をいたしました。各職人に現場情報を共有して安全に作業をしてもらう事も弊社では大事にしております。
見積担当松尾が職人へ屋根の安全対策について説明をして、職人がそれを確認している様子です。
屋根自体の状態はそこまで悪くなかったのですがお客様の意向によりカバー工法をさせていただく事になりました。
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カバー工法で使用する屋根材を梯子を使って上まで運ぶのですが、ただの梯子ではなくリフター(荷物や重量物の運搬に使用する装置)というリフトが付いた梯子を使います。
お客様宅の道路は人通りもあり、さらに通学路に指定されていた為使用材料の運搬の際には特に周囲に注意を払って作業をさせていただきました。
また、足場を組んだ際にお客様御家族の通行の安全とお車への配慮として保護管(黄色いクッションのようなもの)を取り付けさせていただきました。
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お客様のご希望で屋根はガルバリウム鋼板の屋根材を使用したスーパーガルテクトという、耐久性・遮熱性・軽量性に期待できるものを使用しています。
既存屋根材の一部撤去をしてそこに新しい防水紙を貼っていきます。ライナールーフという防水紙を使用しました。
防水紙の上に本体となるスーパーガルテクトを貼り付けていきます。
棟木が木を使用する会社さんもありますが弊社では長持ちするように人工木(タフモック)を土台に使わせていただいて、釘ではなくビスで納めます。
屋根材が貼り終わり、天窓のシーリング既存撤去をしてからガラス用のプライマーとガラス対応のシーリングを充填していきます。シール職人が屋根に上がる際に屋根を汚さないように靴と靴下を脱いで施工させていただきました。
シーリング工程を外壁塗装の職人が施工する会社さんもおありかと思いますが、弊社ではシールにはシールの職人を採用しております。
なぜ弊社が専門の職人にこだわりを持ってやらさせていただいているかを解りやすくお伝えしている記事もありますのでこちらも合わせてご紹介いたします。
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こちらが足場解体前検査に見積担当松尾が撮影したカバー工法完成の様子です。急勾配な屋根ではありましたが、見積担当松尾の事前の段取りと職人とで力を合わせてしっかりとメンテナンスをさせていただきました。
弊社では一つ一つの工程を専門職人が携わらせていただく為、可能な限り長持ちする家をご提供することができます。これまで施工をさせていただいた多くのお客様より仕上がりに大変ご満足いただき喜ばれています。
見積担当も職人もお客様のかけてくださるお言葉が大変励みとなり原動力になっております。
これからもお客様のお家のお悩みやお困りごとを最善の方法で解決できるようなご提案と工事に尽力してまいります。