今年の建築塗装・一級技能士試験の合格率

昨年はコロナの影響で中止されてしまった一級塗装技能士の検定試験でしたが、今年は緊急事態宣言のさなかに行われました。

毎年受験の定員数が大体決まっているのですが、合格の是非には講習会が必須でありこれを受けないとまず合格できないとまで言われています。

その講習会は受験者数よりかなり限定的に人数に絞って行われるため、講習を受けたくても受けれないということも出できます。

一度講習会を受けて、試験の流れや工程などが頭に残っていれば、自宅や職場に材料を持ち込んで自習ができると思います。

一昨年に不合格になってしまった職人さんが今年は受かったという報告もありましたが、その職人さんはやはり自宅にコンパネなどの材料をたくさん持ち込んで練習したと言ってました。

私ももう16年ほど前になりますが、狭い部屋に5枚ほどのコンパネを持ち込んで練習した時を思い起こします。

当時は合格しか見えてなかったので誰よりも一生懸命に練習したという自負がありますが、最近の受験の動向を聞いていると昔よりさらに合格への難易度が上がったように思えます。

昔は合格率が5割ということも聞いてましたが今年はなんと2割ほどという話も。。

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たぶん推測するに、一級塗装技能士の知名度が上がってくるにつれて、そもそもの技術が備わっていないというかとりあえず受験してみようという簡単に考えで受験してみた職人さんが多いのではないかという感じも受けています。

実際の情報でもかなり的の外れた作業をしている職人さんも少なくなかったというのを聞いたりもします。

何しろ試験内容の工程が複数に分かれているため難解ですからね。

来年はコロナが落ち着くのかと思いつつ、来年また試験があると思うので今年不合格だった人も来年頑張りましょう。

それでは。

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