国家資格の不正取得、建築塗装一級技能士は大丈夫?

国家資格の不正取得で結構ニュースを賑わせてます。

不正取得というのは色々あると思うんですが今回のものは実務経験がないのにも関わらず実績がを積んだようなふりをして受験して合格してしまったというニュースです。

資格にもよると思うのですが、資格の中には合格者数の割合が決まっていて、何人の枠の中に入ったら合格するというような資格もあったりするので、真面目に実務経験を積んで受験に挑んだ人にとってみれば残念なニュースだと思います。

塗装業界ではご存知の通り国家資格不要でも営業活動ができてしまう業態のため、実務経験がなくても塗装屋がはじめられます。

建築塗装一級技能士
厚生労働大臣認定の一級技能検定合格証

もちろん新しい塗装会社だけでなく前から営業している塗装会社もあります。

それだけに業界内の競争もとても激しくなってます。

技能士章
厚生労働省から金バッジとともに送られる技能士章についての説明

これから塗装を計画する人にとってみても、業者側の資格がはないよりあった方がいいと思うのは当然の話です。

最近ではそのような風潮のもと、一級塗装技能士をの受験を希望する職人が増えているようですが、今回の実務経験の要件を満たしてないのにも関わらず試験を受けてしまったというのは一級塗装技能士の信頼性も揺らぐのではないかと危惧しています。

しっかり実務経験を積んで受験に備えした人から見てもとても残念な気持ちなのではないでしょうか。

ほかの国家資格はよく知りませんが、一級塗装技能士の検定を受けるということは並大抵ではありません。

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またこれが大手が主導していたというのにも少し驚きです。

罰則については取り消し以外にも試験が3年間できないらしいです。

逆に実務経験をしっかり積んでいた人には再試験があってもいいのかなと思ってしまいました。

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