一軒家の外壁塗装と勝手口増築工事の裏側

前回の雨漏りのあったお客様宅での続きのエピソードがありますので、今回のブログではそちらのお話をご紹介させていただきます。

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最初に工事の依頼をいただいていた内容は雨漏り工事と外壁塗装と屋根カバー工法でしたが、奥様から見積担当松尾に「勝手口が狭くて、なんとかならないかしら・・・」というご相談がありましたのでお客様のご希望により勝手口増築工事と勝手口門塀改修工事を追加でさせていただく事となりました。

お客様と見積担当松尾と工事を担当する内藤で打ち合わせをしている様子です。

お客様宅の着工日は11月上旬から工事がスタートする予定でした。万が一の雨漏りの状況で工事が長引いてしまう場合やその他の工事でのイレギュラーな対応が必要となった場合のことも考慮して、年末を挟んでの工事になるかも知れないということは事前にお伝えさせていただき、お客様からの了承をいただいて余裕をもって工事予定を組むことが出来ました。

10月頃になると年末に向けて工事依頼をいただくことも多いのですが、年末前には職人も忙しくスケジュール調整に苦労します。年内に工事を終わらせておきたいという場合には、余裕を持ってのお見積依頼をおすすめ致します。

外壁塗装をやられる際に一緒に増築工事やその他部分的な修理を検討されているお客様からのご相談も時々いただきますが、外壁塗装をメインとしている弊社がどうして増築工事などの大工工事の依頼にもお応えできるのかということを解りやすく書いている記事がありますのでそちらをご紹介します。

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こちらが実際の増築工事中の写真です。一枚目は門塀の改修工事の様子です。ブロック塀が9段あるお宅でその高さから、地震などの際に倒れないかを心配されていました。

集塵機という掃除機のような機械の先に丸鋸を付けて切断していきます。ブロック塀を切断する際に、煙のような粉が舞うためこちらの集塵機で煙(粉塵)を吸引しながら作業を進めていきます。

二枚目の写真は勝手口増築工事の様子です。大がかりな工事は必要とせず、もともとあるデッドスペースを活かしています。

こちらは門塀完成後の写真です。よく見ますと表側は塗装をしていますが、裏側は塗装をしていません。なぜだろうと思われる方もいらっしゃると思いますが、これには理由があります。ブロック塀は土の上に直接乗っているため、湿気を吸い上げてしまうという特徴があります。そのため、ブロック塀の表面を塗装したとしても塗膜とブロックの間に湿気が入り込み、塗膜がはがれやすくなってしまうリスクが考えられるのです。

しかし、このようなリスクもお客様にお伝えしたうえでお客様のご希望により通りに面した表側だけを今回塗装させていただくことになり、裏側は湿気を逃がすため何もしていない状態になっています。

こちらは勝手口完成写真です。お客様宅の勝手口にはもともと下駄箱がなかったためデッドスペース部分に新たに下駄箱を作り、今まで置いていた下駄箱が不要になる分十分なスペースが設けられドアも今までのものを使用しています。最小限の工事で必要なスペースを確保できる工事のご提供ができお客様にも大変喜んでいただけました。

ここでお話を外壁塗装に戻します。こちらの写真は前回のブログでご紹介させていただいたUカットシール材充填工法後の下地補修をしている様子です。丁寧に平滑に仕上げていきます。

ここでUカットシール材充填工法の作業動画がありますのでご紹介いたします。

関連動画 外壁クラック補修の技

補修材がしっかり乾いてから下塗り→中塗り→上塗りの順番で塗っていきます。ローラーも使い分け、しっかり塗料を塗り込んでいきます。

外壁のクラック補修跡もほんとんどわからないほど綺麗に仕上がっています。こちらが外壁完了の足場解体前検査の写真です。綺麗になった外壁を傷つけないために、足場と外壁の間には緩衝材を挟んでいます。

こちらのお客様宅の塗装を担当した職人は一級塗装技能士の宮島職人です。

堅実な仕事でお客様に対していつも笑顔を心掛けているベテラン職人さんです。

関連動画 一級塗装技能士の宮島です

塗装職人は、外壁や屋根のお悩み以外にもお家の部分補修や増築工事、シロアリの退治など多岐にわたりお客様のお家のお困りごとに最適なアドバイスと工事のご提案をこれからもスタッフ・職人一同力を合わせ取り組んで参りたいと思っています。

ご相談も合わせて定期的に店舗でも承っておりますのでお気軽にお問合せいただければ幸いです。

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