お昼時、所用があり用賀の隣りの桜新町に出かけました。
お店を出で左(渋谷方面)に歩くこと約10分、ソメイヨシノは散りかけて葉桜になっているというのに、幹線路沿いの八重桜は今が旬とばかりに咲き誇っているではありませんか。
さすがは「桜新町」ですね、ここにはいろんな桜が咲いています。
八重桜に見とれて歩いていたので、気かつかなかったのですが、公共スペースのあちこちにサザエさんのイラストが施されています。
地下鉄「桜新町駅」の入口付近にはサザエさん一家の銅像がありました。
(左から)サザエさん、タラオちゃん、マスオさん、
そして、(左から)波平さん、カツオくん、ワカメちゃん、フネさん。
明るく楽しくほのぼのとした一家の皆さんの笑顔に出会えました。
そこで、用事を済ませてから「サザエさん通り」を散策してみました。
「サザエさん通り」は、普遍的な”日本の家庭・サザエさん一家”がそこらじゅうにいる商店街。
そんな「桜新町商店街」ですが、不思議なことに商店街的な雑多な雰囲気はなく、しかし殺風景ではなく、閑静で落ち着いていてぬくもりもあるところです。味わってみたいスイーツショップやレストランも軒を連ねています。
セレブな街なのにどこかゆるい。
なんかほっこりするのは、街中に飾られているサザエさん一家のイラストのおかげなのかも知れません。
「長谷川町子美術館」は、サザエさんの作者として知られる故・長谷川町子さんと姉の故・長谷川毬子さんが集めた美術品を展示している個人のミュージアムです。
あいにく今日は、仕事で出かけてきたので見学する時間はありません。
せっかくなので、美術館の写真を撮るだけにしました(残念)。
でも、塗装職人の用賀のお店からとても近いところにあるので、休みの日に、ぜひ入館してなかを見学してみたいものです。
現在、既存の美術館の通りを挟んだ向かいには新館を建築中です。
工事現場のフェンスには
「2020年の春、皆さまにお会いするのを楽しみにしています・・・」
というメッセージ付きの漫画が掲げられていました。
竣工は来月の31日となっていますから、もうすぐ完成するのですね。
「サザエさん通り」から一歩入ると、この辺りの住宅地になっていて、ほっこりした庶民感覚にあふれる商店街とは裏腹に立派な家並みが軒を連ねています。