目黒区の「住宅リフォーム資金助成」は、区内の建物のリフォーム工事費用の一部を助成してもらえる制度です。
本制度の対象に屋根・外壁塗装が含まれているため、ご自宅の塗装工事をお得に実施できます。
最終更新日:2023年8月11日 公開日:2022年9月25日
目黒区の「住宅リフォーム資金助成」は、区内の建物のリフォーム工事費用の一部を助成してもらえる制度です。
本制度の対象に屋根・外壁塗装が含まれているため、ご自宅の塗装工事をお得に実施できます。
この記事では、「住宅リフォーム資金助成」の概要や申請方法などについて、屋根・外壁の塗装工事に特化して紹介しています。区のホームページだけでは不足している情報についても、区役所に確認した上で分かりやすくまとめました。
本制度は毎年4月に受付を開始して、予算の範囲内で先着順となります。屋根や外壁の塗装をお考えの方にはお得な制度ですので、この記事を参考に早めの申請をご検討ください。
助成対象となる工事の要件をまとめました。下記の要件を全てを満たしている場合に助成を受けることができます。
目黒区民が区内に所有する居住用住宅の「増改修・修繕」等、住宅の機能維持・向上のための施工であることが条件です。その対象に、屋根・外壁への塗装工事も含まれています。
申請者は「所有者本人」、または下記いずれかである必要があります。
「所有者の配偶者」「所有者の父・母」「所有者の配偶者の父・母」「所有者の子」「所有者の子の配偶者」「所有者の同居の親族(二親等以内)」
施工する業者が「目黒区内の業者である」ことが助成を受ける条件です。
本社が区外にある会社の場合は、目黒区内にある支店または営業所(見積書や領収書の発行を行う)が施工する工事である必要があります。
弊社、塗装職人の本社は横浜にあり、都内では世田谷区と杉並区に支店のある会社です。そのため、目黒区のお客様への施工を担当させて頂いたとしても、残念ながら「助成金の対象外」となります。しかしながら、塗装工事は業者によって大幅に金額や施工品質が異なります。最終的な工事合計額や施工品質を重視されるのであれば、ぜひ下記のお見積りフォーム(無料)よりお声がけください。
申請後に開始する工事である必要があります。既に始まっている工事や終了した工事は、助成対象ではありません。
屋根や外壁への塗装工事の場合、区分所有登記していない一戸建て住宅のみが対象です。
「区分所有登記をしている一戸建て住宅」とは、一戸の建物の中が住宅や事務所、店舗など複数に分かれていて、それぞれを別々に登記している住宅です。一戸建てで区分所有登記している住宅の場合、外壁や屋根は「共有部分」となるため、助成の対象外となります。
施工の工事費が税抜き20万円に満たない場合、助成対象になりません。「業者から見積もりを取った後に申請する」という流れになるため、申請前にご自身で助成対象になるかどうか判断することも可能です。詳しい手順は後述します。
過去にリフォーム資金助成を受けた方は、助成を受けた翌年度から5年間は助成を受けることができません。
ただし、前回助成を受けてから5年未満であっても、次の条件を全て満たしていればもう一度申請できる場合があります。
※業者(代行者)に委任する場合
住宅リフォーム資金助成制度の、助成金受付までの手続きを説明します。
なお、目黒区役所への書類提出の中で「STEP.03:申し込み」と「STEP.06:完了手続き」は、必ずしも本人が提出する必要はありません。
申請には、塗装前後の写真など、業者でないと準備するのが難しい書類があるため、一般の方が個人で申請するのは困難が伴うケースがあります。代行可能な業者、書類作成ができる業者にご依頼することをオススメします。
繰り返しになりますが、弊社をご指定頂いた場合は残念ながら助成金の対象にはなりません。
まず、お客様が施工業者を選定します。
助成を受けるためには、目黒区内の業者に、工事を依頼する必要があります。書類の作成や提出も引き受けてくれる業者を選ぶと良いでしょう。
施工業者に見積りを依頼して、施工箇所を確定した上で見積書を受け取ります。
申請時には見積書が必要になります。
「申請に必要な書類」一式を、目黒区役所住宅課に提出します。申請に必要な書類については、後述します。
工事を始める1週間前までに申請が必要です。
申請をした後、区役所で審査が行われます。審査には1週間程度かかります。
審査完了後には「審査結果通知書」が申請者に郵送されます。郵便物には完了手続きに必要な書類が同封されています。
施工業者が、屋根や外壁の塗装作業を実施します。
「審査結果通知書」が届いてから施工を開始してください。
工事が完了したら30日以内に目黒区役所住宅課に「完了手続きに必要な書類」を提出します。
必要な書類は後述します。
区役所による完了確認の後に助成金額が決定し、「助成金交付決定通知書」が申請者へ郵送されます。助成金決定後、2~3週間後に申請者の口座に助成金が振り込まれます。
助成金制度では目黒区役所に対して、申込時と完了時、つまり合計2回書類を提出する必要があります。必要な書類をまとめましたのでご確認ください。
登記簿上の所有者の人数によって、必要になる書類が異なります。
施工業者から受け取った見積書を提出します。提出する見積書は、次の3つの条件を満たしたものである必要があります。
「建築確認証」か「確認通知書」+「検査済証」を提出します。
見積書に記載されている、工事をする箇所すべての工事前写真を提出します。工事後にも同じ場所の写真を提出して、申請した内容通りに塗装されたことが確認できるようにする必要があります。
写真内に撮影日を含めるか、日付を書いた紙や工事看板が写真に一緒に写るように撮影してください。
下記書類のうち1と2の書類は、「審査結果通知書」に同封されてお手元に届きます。
申請は原則窓口での提出ですが、郵送もOKです。また、手続きを業者に依頼することも可能です。
郵送の場合は、次の点にご注意ください。
屋根や外壁のリフォームは、塗装によって見た目をキレイにすることだけが目的ではありません。屋根の雨漏りや外壁のひび割れを補修することで、大切なご自宅の寿命を長くすることができます。
弊社の屋根リフォーム施工の、参考動画をご紹介いたしますのでご覧ください。
目黒区同様、東京都内のいくつかの区では、屋根・外壁塗装の補助金があります。世田谷区のお客様であれば、弊社の施工で補助金を受けられる可能性があります。
詳しくは下記の記事をご参照ください。