最終更新日:2022/11/20、作成日:2022/10/28

墨田区の「地球温暖化防止設備導入助成制度」は、地球温暖化の防止に向けて、区民・事業者の方などが区内に所有する建築物へ省エネや再生可能エネルギー設備等を導入する際に工事費用の一部助成を実施する、という制度です。

この制度の対象に、屋根や外壁の遮熱塗装も含まれています。墨田区内に建築物を所有されている方は、この制度を利用することで、お得に塗装工事ができるかもしれません。

この記事では、墨田区内の建物の遮熱塗装で助成金制度を利用したい方に向けて、本制度の概要や申込手順などを分かりやすくお伝えしています。

※記事の内容は公式ホームページの内容を基本とし、一般の方にも分かりやすい表現に書き直している箇所があります。正確な表現を確認したい場合は、公式ホームページも併せてご覧ください。

注意事項

弊社、塗装職人の本社は横浜にあり、都内では世田谷区と杉並区に支店のある会社です。弊社の方針として、店舗がある区外のお客様の施工を担当させて頂いたとしても「助成金(補助金)申請代行・申請サポート」の対応を現在お断りしております。しかしながら、塗装工事は業者によって大幅に金額や施工品質が異なります。最終的な工事合計額や施工品質を重視されるのであれば、ぜひ下記のお見積りフォーム(無料)よりお声がけください。

助成金の概要

助成金の金額
戸建・事業所:上限15万円(工事費用の10%)
分譲マンション:上限30万円(工事費用の10%)
対象者
区内にある建築物の所有者(個人、マンションの管理組合、中小企業者、学校法人、社会福祉法人、医療法人等)
対象となる施工
屋根面全体または屋根及び壁全面への遮熱塗装(塔屋及び階下に居住空間があるベランダを含む)
施工の要件
熱交換塗料または日射反射率(全波長領域)が50%以上((一財)日本塗料検査協会またはこれに準ずると認められる第三者機関の証明が必要)の高反射率塗料を使用すること。※既築戸建・新築事業所は対象外
申込受付期間
令和4年4月1日~令和5年2月28日
※ただし、予算額に達した場合はその時点で申請受付を終了します。
区役所窓口
墨田区 環境管理担当(区役所12階)
〒130-8640 墨田区吾妻橋一丁目23番20号
電話:03-5608-6207
FAX:03-5608-1452
メール:KANKYOU@city.sumida.lg.jp
※詳細は墨田区ホームページへ

助成金の詳細

対象者

「地球温暖化防止設備導入助成制度」の申請ができる方は、次の通りです。

  • 区内にある建物の所有者である、個人・管理組合・法人など。
  • 住民税を滞納していないこと。
  • 屋根・外壁塗装が住宅の販売を目的としていないこと。

申請の要件

工事着工前に申請すること

工事着工後の申請は受付されません。申請は「工事着工前」に行う必要があります。また、必要書類は工事着工の1ヵ月前~7営業日前までの間に提出します。それ以外の期間の申請は受付されません。

本制度の申請受付期間は、令和4年4月1日~令和5年2月28日です。

ただし、助成の予算額に達した場合はその時点で受付が終了するので、ご注意ください。現在も申請が可能かどうかは墨田区の公式ホームページをご参照ください。

令和5年3月17日までに審査に合格すること

工事完了後、区による現地確認(検査)・書類審査があり、助成を受けるにはこの審査に合格する必要があります。この審査の合格期限は令和5年3月17日までとなっているので、注意が必要です。

現場確認(検査)できる日時は平日午前9時~午後5時です。日時は事前に調整して決定します。なお、この審査には申請者の立ち合いが必要です。

工事費用が10万円(税抜)以上であること

工事費用が税抜10万円以上である工事が、助成の対象です。工事費用とは「塗装工事に係る費用の合計」で消費税を除きます。もし、国や他自治体等からの補助を受けている場合は、その補助額を差し引いた額を工事費用として算定します(千円未満切捨て)。

1つの建物につき、1回限りの工事であること

同じ建物に関して、遮熱塗装の助成金交付は一度しか受けられません。逆に言えば、同じ建物であっても遮熱塗装以外の工事ならば交付が可能です。

対象となる遮熱塗装工事

「地球温暖化防止設備導入助成制度」の対象となる塗装工事の条件は、以下の通りです。

  1. 新築建物に対する塗装ではないこと。
  2. 一定以上の性能を持つ、高反射率塗料を使用すること。 ※一定以上の性能とは「熱交換塗料、または日射反射率(全波長領域)が50%以上。(一財)日本塗料検査協会、またはこれに準ずると認められる第三者機関の証明が必要。」
  3. 塔屋及び階下に居住空間がある、屋根面全体(ベランダを含む)を塗装すること。または、屋根及び壁全面を塗装すること。

助成金申請→振り込みまでの流れ(業者に委任する場合)

墨田区の公式ホームページ上で公開されている内容から、遮熱塗装工事に関わる部分のみに特化して、分かりやすくまとめました。

注意事項

繰り返しになりますが、弊社は店舗がある区外の助成金・補助金の申請代行・申請サポートを行っておりません。

STEP.01:業者の選定(お客様)

お客様が施工業者を選定します。いくつかの業者から見積もりを取りましょう。

また、本助成金制度では、塗装業者を「代行者」に指定できます。代行者とは、書類作成や区役所とのやり取りを一貫して窓口になってもらう役割のことです。

助成金の申請には、業者でないと用意するのが難しい書類が多いため、一般の方が個人で申請する場合には困難が伴います。代行者や申請サポートを引き受けてくれる業者を選択するのが良いでしょう。

STEP.02:見積りを取る&スケジュール確認(業者→お客様)

施工業者に見積りを依頼して、見積り金額や施工予定期間を確認します。

「地球温暖化防止設備導入助成制度」では、助成金申請書類を提出できる期間は、工事着工の1ヵ月前~7営業日前までの間です。

申請時には見積りを併せて提出する必要があるので、見積りとスケジュールは早めに業者と打ち合わせましょう。

STEP.03:対象確認申請書などの提出(お客様→業者→区役所)

対象確認申請書など申請に必要な書類を一式を用意して墨田区環境保全課の窓口に直接提出します(必要な書類は後述します)。

対象確認申請書は「助成の対象になるのか」を確認するための書類です。併せて提出する書類には、高反射率塗料の証明書や施工場所の図面など、一般の方では内容の説明が難しいものがあるので、書類の作成と共に、窓口への申請も業者にお願いするのがオススメです。

STEP.04:対象確認通知の送付(区役所→お客様)

申請が受理されると区役所で審査が行われます。助成対象であると確認された場合は「対象確認通知」が送付されます。

「対象確認通知」を受け取ったら業者に工事開始を依頼しましょう。

STEP.05:施工の実施(業者)

申請が通ったことを業者に伝えた後に業者は工事を開始します。

なお、工事の内容について変更や取り下げがある場合は、下記の書類によって申請します。

  • 地球温暖化防止設備導入助成工事変更届
  • 変更内容が分かる資料
    • 施工箇所の変更:変更前後の図面
    • 工事費用の変更:変更前後の契約書・見積書など

助成に直接関係ない部分の工事であっても、当初の見積書に記載されている工事に変更がある場合は、書類の提出が必要です。変更の報告を区で確認後に「工事変更確認通知」が送付されます。

STEP.06:申請書兼工事完了届などの提出(お客様→業者→区役所)

工事が完了したら「申請書兼工事完了届」などの書類一式を墨田区環境保全課の窓口に直接提出します(必要な書類は後述します)。

なお、申請書類の作成や申請手続きも業者に一任している場合は、業者に提出を依頼しましょう。

STEP.07:現地確認 (検査)と助成金請求(お客様→区役所)

申請書兼工事完了届を提出すると、墨田区環境保全課の方が実際に施行されたことを現地で確認(検査)します。

申請者はその場に立ち会い検査に通ったら、その場で下記2つの書類を提出して助成金を請求します。

  • 請求書(地球温暖化防止設備導入助成金交付請求書)
  • 支払金口座振替依頼書

書類に不備などがなければ、後日「地球温暖化防止設備導入助成金交付額決定通知書」が送付されます。

STEP.08:助成金の交付(区役所→お客様)

「支払金口座振替依頼書」に記載された口座に助成金が振り込まれます。

交付請求を提出から振り込みまでは約1ヵ月程度かかります。

提出する書類

書類はいずれも窓口(墨田区環境保全課)に直接届ける必要がありますが、その場で書類に関する質問を受ける可能性があります。塗装業者でなければ答えられない内容があるため、窓口への提出も塗装業者に代行してもらうのがオススメです(ただし、業者に代行してもらう場合でも申請者の記入が必要な書類もあります)。

なお、書類の作成上の注意点は下記の通りです。

  • 申請書等の作成について、消えるボールペンや鉛筆は使用不可
  • 申請書等に押す印鑑は、朱肉を使う印鑑(認印可)を使用する
  • 全ての書類に同じ印鑑を使用する
  • 訂正する場合は訂正箇所に二重線を引き、上から印を押して訂正する(修正液や修正テープなどの使用は不可)

申請時に必要な書類

共通

個人・管理組合・法人、共通で提出の必要がある書類です。

  • 対象確認申請書:導入場所・工事種類・工事予定日などを記入する
  • 製品カタログ:使用する塗料の規格等が分かる資料
  • 施工・設置する場所が分かる図面:平面図や立面図等で、施工・設置予定箇所が分かる詳細図面
  • 見積書:申請者宛のもので、内訳・型番・数量の記載があるもの ※塗料費用と施工費用が一式表記やまとめられている場合は見積書に加えて内訳書(塗料の型番・数量・工事費)を添付する必要がある
  • 着工前の写真:撮影日入りの建物全景・工事予定箇所の写真
  • 遮熱塗料の証明書:(一財)日本塗料検査協会又はこれに準ずる第三者機関による、日射反射遮熱塗装率(全波長領域)が50%以上あることの性能を証する資料

個人の場合

  • 住民税納税についての証明書:次の3つのうち、いずれか一部を提出。
    • 令和3年度分住民税納税証明書
    • 令和3年度分住民税非課税証明書
    • 同意書(様式あり)※課税・ 納税状況を環境保全課が調べることの同意書
  • 建物の所有が分かるもの:次の3つのうち、いずれか一部を提出。
    • 建物登記事項証明書(発行3ヵ月以内)
    • 最新の固定資産納税通知書(申請者の住所・氏名・建物概要)※所有者が3名以上の場合は建物登記事項証明書を提出
    • 最新の固定資産(家屋)評価証明書
  • 委任状:建物の所有者(所有予定者)が複数名いる場合は、1名が代表して申請者になる。その場合、他の建物の所有者(所有予定者)から申請者へ助成金手続きを委任する意思を示す「委任状」が必要。
  • 住民票など:住民税納税(非課税)証明書及び建物登記事項証明書等に記載されている申請者の住所が、現住所と異なる場合、証明書に記載されている住所と現住所のつながりを示す書類が必要。

管理組合の場合

  • 管理規約のコピー:表紙・共用部分の定義と範囲が分かる部分・物件名・所在地・建物概要
  • 申請者が管理組合の代表(理事長)であることが分かる資料:理事長選任の議事録等
  • 議案・議事録:対象設備の導入にあたって、理事会等で承認されたことが分かる資料

法人の場合

  • 法人住民税納税証明書
  • 法人履歴事項全部証明書
  • 建物の所有が分かるもの:次のうちいずれか一部。「建物登記事項証明書」「最新の固定資産納税通知書(申請者の住所・氏名・建物概要)」「最新の固定資産(家屋)評価証明書」

完了報告時に提出する書類

  • 地球温暖化防止設備導入助成金交付申請書兼工事完了届:お客様記入の必要あり
  • 領収書と明細のコピー:助成対象設備の工事費用の領収が確認できる、申請者あてのもの(※領収金額に遮熱塗装以外の工事費用が含まれる場合は、領収書に遮熱塗装の費用を明記する)
  • 施工中・施工後の写真:撮影日を入れる
  • 塗料の銘板の写真
  • 塗料の出荷証明書
  • 使用済み塗料缶の写真:塗装色が確認できるもの。撮影日を入れる

助成金請求時に必要な書類

  • 地球温暖化防止設備導入助成金交付請求書
  • 支払金口座振替依頼書
  • 申立書等:「申請者」と振込を希望する「口座名義」が異なる場合

遮熱塗料を動画でご紹介

屋根・外壁への遮熱塗装は、屋内の熱を上げづらくします。どれほどの効果があるのか、サーモグラフィーで確認した動画をご紹介します。

墨田区の施工事例のご紹介

弊社塗装職人は墨田区のお客様の施工も承っています。下記の記事は、以前墨田区のお客様のご自宅の工事の様子です。

築30年という鉄筋コンクリート建物の、防水工事(雨漏り防止)をご依頼いただきました。かなり傷んでいましたが、工事後のキレイになった屋上に、お客様に大変喜んで頂けたのが印象的でした。